こんにちは、西表島に夫婦で移住したよせーです。
今回は、知る人ぞ知る西表島の隠れ絶景写真スポット、座礁船についてご紹介します。
遠浅のエメラルドグリーンの海に現れる、朽ち果てた座礁船。
美しい海の青と、錆びゆく船の鉄骨のコントラストが、なんともノスタルジックな気分にもなる絶景です。
西表島の座礁船の場所と行き方をぜひチェックしておきましょう!
ちなみに、「沈没船」と呼ばれることもありますが、サンゴ礁に難波した船なので「座礁船」と呼ぶのが正しいのかなと思います。
西表島の座礁船(沈没船)、場所はどこ?行き方は?
座礁船なので、場所は海の沖のほう。
陸地ではないため、正確な住所はありません。
名称 | 座礁船(テツエイ丸) |
住所 | 竹富町字高那の沖 |
(航空写真に切り替えると、座礁船の姿を見ることができます☆)
沖合にある座礁船、楽しむ方法は3つあります。
- 車で最寄りの県道から写真を撮影する
- カヌーツアーに参加して上陸する
- 干潮時にサンゴ礁を歩いて行く
車で行く(最寄りの県道から写真撮影)
上原港から由布島方面へ行く途中、ユツン川より手前にある谷にかかる橋の上からこんな景色が見えます。
橋を越えたあたりに駐車スペースがあるので、車を停めて。
橋から視界を左に向けると、沖の方に見えるのが座礁船です!
左奥に何かあるのが、見えますか?
カメラをズームしていくとこんな感じで、座礁船が姿を現してきます。
干潮であれば、肉眼でもしっかり船の形が見えますよ!
座礁船を背景に一緒に写真を撮るのはちょっと難しいかもしれません。
でも、エメラルドグリーンの海にもの悲しく浮かぶ座礁船は、なかなか写真に写しがいがある景色です。
カヌーツアーで行く
西表島のネイチャーガイドさんの中には、座礁船までカヌーで行くツアーを行っているところがあります。
ガイドさんやルート、風向きや潮位にもよりますが、座礁船まではカヌーで片道約2時間だそう。
体力が必要になるので、常連さんにだけ催行している場合が多いみたいです。
こんな風に、座礁船までカヌーを漕いでいきます。
座礁船自体はこんな感じ。
満潮時にはほとんど海の中に沈んでしまいますが、潮が引いているときには、乗船(上陸?)も可能!
座礁船に乗って写真が撮れるとは、すごく貴重な体験になりそうですね!
天気がいい日で青い空、青い海を背景に撮れる時は、さらに素敵な写真になりそうです。
いつか行ってみたい~!
サンゴ礁を歩いて行く
座礁船を楽しむ最後の方法は、徒歩で歩いていく方法ですが、こちらは普通の方にはおすすめしません。
というのも、座礁船まで道があるわけではなく、潮が引いている時間帯にサンゴ礁を歩いて渡るのです。
そのため、下記のようなリスクがあります。
- 複雑な凹凸があって足を取られやすく、非常にケガしやすい
- 毒のある危険な生き物が潜んでいるのを、踏んでしまう可能性
- 潮が満ちてきてしまって、帰れなくなる懸念
浜辺や湿地と異なり歩きづらく、ケガをしてしまったり、危険な生き物を踏んでしまう心配があります。
潮が引いている時間帯に行っても、予想以上に時間がかかって満ちてきてしまうこともあるでしょう。
どうしても歩いて行ってみたい方は、ネイチャーガイドさんなど、西表島の海に精通した人に相談してみてくださいね。
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西表島の座礁船(沈没船)、どこの船?なぜ座礁?
西表島、高那地域の沖合に座礁したこの船は、テツエイ丸といわれています。
今やとても絵になる景色と化していますが、そもそもなぜ座礁してしまったのか?
それには諸説ありますが、一番有力なのは、「台湾へ向かう貨物船が巨大台風の高波からこの地域へ避難したものの、台風後に潮位が下がり出られなくなってしまった」という説のようです。
何百年も前の話ではなく、数十年前のことみたいですよ。
沖縄にやってくる台風の威力が凄まじいことを物語る遺跡とも思えますね。
こんな歴史に思いをはせながら、絶景の中に溶け込んだ座礁船を見に行ってみてはいかがでしょうか?
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