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道の終点の先、船でしか行けない!船浮集落の行き方と絶景イダの浜 in西表島

舟浮

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こんにちは、西表島に移住したてい家の妻のほう、よせーです。

西表島は”最後の秘境”と言われたりしているのですが、実は、その西表島の中でも、真の秘境と呼ぶにふさわしい場所があるのをご存知でしょうか?

その名は、「船浮(ふなうき)集落」です。

行く道すらない、本当の意味で ”陸の孤島”。

西表島の道路が終わりを向かえたその先にある、船でしか行けない船浮集落と、船浮集落が誇る八重山諸島でも有数の絶景白砂ビーチ、イダの浜についてご紹介します。

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陸の孤島、船浮集落はどこにある?

沖縄の中でも、南の端っこの方に位置する八重山諸島の西表島。

島の9割を亜熱帯性のジャングルが占める西表島には、人が住むエリアを東西つなぐ幹線道路、県道215号線が1本あります。

ほとんどの集落がこの幹線道路沿いに位置しているのですが、唯一、道で行き来できないところにある集落が「船浮集落」です。

ロケーションは、西表島の北西の道の端、「白浜」から船で約10分ほど行った先。

上の地図を見ても、道が完全に切れてしまっていることが分かりますよね。

本当に陸の孤島です!

ちなみに実は船でしか行けない集落は、数十年前には他にも鹿川(かのかわ)・崎山(さきやま)・網取(あみとり)という集落がさらに西にあったのですが、今ではいずれも廃村になっており、網取に大学の研究施設が残るのみとなっています。

船でしか行けない、船浮集落はどんなとこ?

船でしか行けない船浮集落。

集落内に車道はなく、徒歩でも15分くらいで回れるのではと思えるこじんまりとした集落は、手つかずの自然の中にひっそり佇むとても静かなところです。

住民は約50名と少ないながら、ちゃんと小中学校もありますよ。

時が止まったような穏やかな場所

元々は石炭採掘と漁業で栄えた地域、その後は黒真珠の養殖がされていましたが、現在は主に観光業。

「奥西表」と呼ばれ、穏やかな波に、海の青さや透明度がすばらしい、知る人ぞ知るシュノーケリングやダイビングスポットです。

船浮集落内の宿泊施設は3つほどあり、どこも家族経営の温かさあふれる島宿。

地元食材のお料理が楽しめるだけでなく、地域の歴史や文化、暮らしについての楽しい話を聞けたり、静かな集落ならでは、ただただ時が経つのを忘れ、美しい景色を目の前にひたすらのんびり過ごす贅沢ができます。

夜にはもちろん、波の音や風の音、虫の音を聞きながら、満天の星空を眺めることも。

他の西表島の集落とまた違う、穏やかでどこか懐かしさを感じる優しい場所、それが船浮集落です。

船浮の、イダの浜ってどんなとこ?

混雑とは無縁の絶景ビーチ。それが船浮にある「イダの浜」です。

海の家やシャワー、トイレなどの施設は何もありませんが、代わりに真っ青な空、真っ青な海、白い砂浜を独り占めできる贅沢があります。

極上プライベートビーチ!

船でしか来ることができない西表島の最果てのビーチのため、観光客はほとんど来ず、プライベートビーチ状態。

湾になっているので波がとても穏やかで、日差しの強さや入り込み具合によって刻々と変わる海の色、美しさはため息モノです。

エメラルドグリーン、ライトブルー、パステルグリーン、コバルトブルーなど、さまざまな美しい色を魅せるイダの浜ビーチ。

もちろん、海の透明度もいうことなしです!

遠浅のサンゴの海を満喫できる

イダの浜は、家族連れにも安心な遠浅のビーチ。

けれどひとたび海の中を見ると、サンゴが力強く息づいていて、サンゴに集まる熱帯魚を堪能することができます。

クマノミやウミガメを探してシュノーケリングを楽しむのがおすすめです。

船浮集落に有料で使えるシャワーがありますよ~☆

船浮集落&イダの浜への行き方と費用

船浮とイダの浜の魅力をお伝えして、行ってみたくなってきたでしょうか??

石垣島からの日帰りは、残念ながらちょっと厳しいのですが、西表島島内からは日帰りで楽しめますよ!

船浮とイダの浜への行き方

上原港
 ↓バス (約30分)
白浜港
 ↓船(約10分)
船浮港
 ↓徒歩 (約10分)
イダの浜

西表島の道路の終点、白浜から定期船で約10分で船浮に到着します。

船浮への船代

白浜から船浮への船の費用はこちら。

  • おとな:往復 960円
  • こども:往復 490円

券売機はなく、船に乗り込むときに船長さんに直接お支払いします。

なので、現金を用意してきてくださいね!

船浮―白浜の定期船時刻表

船浮出身の方が運航している船浮行き定期船。1日5便の運航です。

3月~11月と12月~2月の間で、第1便の出発時間が少し変わります。

船浮発白浜発
3~11月12~2月 3~11月 12~2月
第1便08:1507:5008:45
第2便10:3510:55
第3便12:5013:20
第4便15:3015:50
第5便17:1017:50

万一の時は!チャーター船も依頼可能

どうしても定期船の時間に間に合わない、時間が合わないという場合には、チャーター船を依頼することもできます。

片道 2,000円 (※おとな3名まで。4名以上は 700円/人)

現地に到着する時間によって、考えてみて下さいね!

船浮港からイダの浜への行き方

船浮港に到着して船を降りたら、集落のある右手方面に進みます。

まっすぐ進むとやがて、「イダの浜」と書いた看板が現れるので、その看板を左に曲がりましょう。

そこからはまっすぐ一本道です。船浮港からイダの浜までは、徒歩で約10分。

舗装された道ではなく砂利道ですが、なだらかなので、小さなお子さんも手をつないで問題なく歩いて行けるかと思います~☆

船浮とイダの浜へ行くときの持ち物は?

宿泊やツアーに参加する場合には、下記ページを参考にしてもらえたらと思います。

イダの浜に特化するならば、とても小さな集落でお店が限られるという点を留意して、シュノーケリンググッズやタオルは自分のものを持っていくのがベスト。

ちなみに、集落で買えるものはこんな感じです~!

  • ペットボトルドリンク(自動販売機)
  • 船浮パン("かまどま荘"にて不定休、売切次第終了)
  • コーヒー&カレー("ぶーの家"にて)
  • Tシャツ("かまどま荘"にて)

実録☆船浮とイダの浜、おすすめポイント

私たちが実際に船浮とイダの浜に行ったときに見て感じた、おすすめポイントを少しご紹介しま~す。

白浜港から出発!

白浜港にある、船浮行きの船のりばです。

交通の便が悪いのではなく、道がない。だから船で行くんです。

白浜港と船浮港を結ぶ、船浮海運の船が到着!

船には前から乗ってくださいね。船代を払って、いざ快適な船旅へ。

白浜港から出発です!!

約10分後、見えてきました船浮集落!ここに写っている範囲が、ほぼ全船浮集落の直径です。

船浮港に到着!

港から右手側が集落です。

港から左手側は、むかし防空壕として使われていたトンネルがあり、通ることも可能です。(戻ってこなくてはなりませんが。)

のどかな集落大通り。

イダの浜へGO!

こんな感じの1本道です。

道を抜けると。。。

一面、エメラルドグリーンの海!!!

遠浅の海がめちゃくちゃキレイでまぶしいです。

見てください、この海の色!!!

眩しすぎて目がチカチカしてきたほど(笑)、海の美しさと透明度に感動しました。

私たちの場合は釣りを楽しみましたが、他に誰もいなくて、完全にプライベートビーチでしたよ~♡

集落に戻って、カレーランチ

こういう自然の中で食べるカレーって、なんで更においしく感じるんでしょうね。

なぜか目立たない、イリオモテヤマネコ発見捕獲の地

イリオモテヤマネコが発見され捕獲されたのは、ここ船浮とのこと!

それなのに、記念碑がなぜかとってもシンプルな木の標で、うっかり見落としてしまうほどなんです。

船浮集落の方々の素朴さを感じられる・・・ということでしょうか?笑

船浮港から白浜へ

日帰りで行ったので、釣りとランチと釣りをして帰路へ。相変わらず穏やかな海は、とってもキレイでした。

今度はシュノーケリングもいいなぁと思いつつ、きっとまた釣りに来るだろうと思ったふたりでした。

静かでのどかで、自然に溶け込む船浮集落。

西表島の最果てには、そんな、どこかちょっと懐かしい秘境があります。

1日ゆっくりな時間を過ごしたくなったら、ぜひ遊びに行かれてみてくださいね!

北半球唯一の貴重なサンゴの島!バラス島

▼船浮に行く前後に、白浜でのご飯処なら▼

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