こんにちは、西表島生活2年目のよせーです。
沖縄離島での生活って、なかなか想像しづらいことがありませんか?
移住前の私たちも、可能な限り事前に調べていましたが、離島ということもあり、欲しい情報にたどり着くのに苦労した経験があります。
中には探せなかった情報も多々。
私たちの場合、その1つが「西表島で快適に暮らすにあたって、必要なものはなにか?」という疑問の答えです。
実際に西表島に引っ越してから、バタバタと急いで買い揃えたものがたくさん。。
これから移住をする方が同じ経験をしなくてすむように、今回は、私たちが実体験から感じた「西表島生活で欠かせないもの」をご紹介していきます。
ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです!
西表島生活の特徴!沖縄離島ならではあるあるは?
沖縄西表島での生活で欠かせないものを説明するにあたって、まず、西表島の特徴を知っておいていただきたい!
ということで、西表島の生活にかかわる特徴がこちらです。
- 湿度が高い(1年中)
- 紫外線が強い(1年中)
- 大きなスーパーやコンビニがない
- ゴミ回収が各種それぞれ週1回
- 蚊やアリが多い
- 猛烈な台風がやって来る
- 西部は船の欠航率が高い(主に冬)
- カラオケボックスや映画館などの娯楽施設がない
簡単にそれぞれご説明していきますね。
>> 今すぐ「生活に欠かせないもの」が知りたい!という方はコチラからジャンプできます。
1年中、湿度が高い
高温多湿で知られる沖縄。
気象庁のデータによると、沖縄の年間湿度は74%で、湿度が最も下がる冬場でも60%ほどまでしか下がらないということです。
東京の冬場は40%台まで落ちる湿度が、沖縄では常に60%以上。
さらに梅雨や夏の沖縄は、湿度80%以上という日も多くあります。
西表島も同様に1年中湿度が高いので、カビとの闘いが年間行事です!
1年中、紫外線が強い
沖縄に降り注ぐ紫外線の量は、年間を通じてなんと本州の2倍以上!
冬でも東京の春先ぐらい多くの紫外線にさらされています。
日焼けやシミ・そばかすへの注意度が、本州とは全く異なるということです。
大きなスーパーやコンビニがない
西表島島内には、大型スーパーやホームセンター、ドラッグストアやコンビニといったお店はありません。
あるのは1集落1つずつくらいの商店だけ。
野菜や卵、トイレットペーパーなど日常生活に必要な食料品や日用品はそろいますが、衣類や家電など島で買えないものも多くあります。
石垣島への買い出しやインターネット通販をうまく使って、買い揃える必要があるのです。
ゴミ回収が各種それぞれ週1回
本州の都市部に暮らしている方は、燃やすゴミの日は最低週2回、あるいは毎日捨てられる場合もあるでしょう。
西表島が属する沖縄県竹富町では、燃やすゴミの回収は週1回!
燃えないゴミやプラスチックゴミの回収も週1で、生ゴミの回収はありません。
このゴミルールにいかに対応するか、工夫が必要です。
蚊やアリが多い
西表島は島の面積の約90%が手つかずのジャングルです。
そのため相対的に都会より虫は多い印象かなと思います。
中でも西表島に来て特に驚いたのが、蚊とアリの多さ!
1年中蚊と闘っている気がします...。
猛烈な台風がやって来る
沖縄は台風の通り道。
しかも毎年たびたびやってくる台風は、だいたい大型~超大型です。
猛烈な台風は来るものと思って、必要な対応・対策を理解しておくようにしています。
冬場、西部は船の欠航率が高い
年中南国のイメージがあるかもしれませんが、西表島の冬は寒いです。
北風が強く、ときに台風並みの暴風になるほどなので体感気温が10℃以下になるような日も。
そして北風が強まる冬場は海が荒れるため、フェリーの欠航率が高まります。
フェリー欠航時の対応も理解しておきたいですね。
カラオケボックスや映画館などの娯楽施設がない
沖縄離島の西表島には、カラオケボックスや映画館、ゲームセンターやボーリング場、スポーツジムなどといった娯楽施設はありません。
(カラオケのある飲食店はありますが。)
ショッピングを楽しみたいという場合も、基本的には石垣島になります。
かわいくて素敵な島土産を買えるお店は、西表島島内にもありますよ!
離島という土地柄、「ないものはない」あるいは「ないものは自分で何とかする」という気持ちが暮らしに必要かなと感じています。
西表島生活で欠かせないもの!11選
ではお待たせしました!
これまでお伝えした西表島生活の特徴を踏まえて、私たちが実際に住んで感じた「西表島生活に欠かせないもの」一覧がこちらです。
- 除湿機
- 除湿グッズ(除湿剤、圧縮袋)
- すのこや足つきの収納棚
- 珪藻土バスマット
- 大きめ冷蔵庫&冷凍庫
- 蓋つきの大きめゴミ箱
- カラス除けゴミボックス
- 蚊取り線香
- アリなど防虫剤、殺虫剤
- 懐中電灯など台風対策グッズ
- 楽しめる趣味(釣り、コーヒーなど)
事前に必需品が分かっていると、安心ですね!
私たちはもともと知らなくて、引っ越し直後にアレが必要!コレが必要!とアタフタした記憶があります。。
これらがなぜ西表島生活に欠かせないのか?
理由とポイントをご説明していきますね。
除湿機
4月に西表島に移住したのですが、引っ越しした当日から湿度の高さがヤバかった!
届いた段ボール箱が柔らかかったり、何を触ってもことごとくしっとり。。
沖縄の湿度をなめてはいけません。
皮製品はもちろん、ジーンズでもレンズでも何でもカビてしまう湿度の高さです。
ジメジメした重たい空気から逃れるため、大容量の除湿機が欠かせません。
\1日24リットル除湿!超ハイパワーなのに省エネ/
私たちが購入したMJ-P180PXの後続機種。さらに除湿性能がアップしていました!
\1日18リットルの除湿機はお得に/
除湿グッズ(除湿剤、圧縮袋など)
除湿機があれば強い味方なのですが、押し入れの中や季節ではない衣類などは除湿グッズが効果的です。
◆衣類圧縮袋・布団圧縮袋
冬服や冬のぶ厚いお布団などは、そのまま置いておくとカビが心配!
圧縮袋に入れておくと、空気に触れないのでカビが付きようがなくて安心です。
100均の圧縮袋でもOK!大活躍です!
◆除湿剤
空気が入れ替わりづらい押し入れには、除湿剤を。
西表島ではすぐに満杯になってしまうので、できるだけ大容量の除湿剤がおすすめです。
私たち家中に20個近く置きまくってます。笑
◆ドライボックス(カメラ用)
西表島の高い湿度は、カメラのレンズまでもカビさせます。
高価なカメラがカビて使えなくなってしまうのは、何としても避けたいところ!
密閉容器に除湿剤を入れて安く作る方法もありますが、緩衝材セットのこんなかわいいドライボックスもあります。
私のお気に入りです!
すのこや足つきの収納棚
なにせ湿度が高い沖縄。
よく見る3段ボックスのような床にべったり接するタイプの収納棚では、カビが生えてしまう心配があります。
そのため、おすすめなのが足がついていて床から浮かして物を置けるタイプの収納棚。
例えばこんな感じです。
他に、すのこなどを上手く使って空気が通る押入れ収納をしている方もいるみたいです。賢い!
珪藻土バスマット
沖縄では、布タイプのバスマットより珪藻土バスマットが断然おすすめ!
これも湿度が高い理由からです。
毎日洗濯して干せる場合はいいのですが、そうでないとお風呂場マットは水気と湿気で清潔な状態に保つのが一苦労!
珪藻土バスマットはすぐに乾くので、非常に助かっています。
大きめ冷蔵庫&冷凍庫
食品は西表島島内で買えますが、お肉など石垣島でまとめ買いしてくることも多いです。
また、冬場など船が欠航になって石垣島に行けないこともしばしば。
そこで、前もって一度にたくさん買い出ししてきても保管しておけるよう、大きめの冷蔵庫が便利です。
冷蔵庫に加えて、冷凍ストッカーを持っているお宅も珍しくありません。
\お肉や釣った魚をたくさん保管できる/
蓋つきの大きめゴミ箱
西表島が含まれる竹富町は、燃やすゴミ・燃えないゴミ・プラスチックゴミなど、どのゴミも週1回しか回収されません。
そのため、1週間分入れられるゴミ箱を分別に合わせて最低3個用意するのがおすすめです!
私たちの場合、1週間で竹富町指定のゴミ袋中サイズがパンパンになるくらいのゴミの量。
なので、30リットル容量のゴミ箱を3個使っています。
虫や臭いなどを避けるためにも、蓋つきが必須ですよ!
カラス除けゴミボックス
沖縄離島にも、カラスはいます。
そして都市部と同様に、ゴミ回収の日にそのまま出しておくと、カラスにゴミ袋を破かれてゴミが家の前に散乱する惨状に。。
カラスの襲撃を避けられて、かつ、簡単ラクチン手を汚さない1番いい方法、それはカラス除けゴミボックスの利用です!
ゴミボックスを使い始めてからは、カラスにゴミを散らかされることが全くなくなりました!便利~!
蚊取り線香
西表島って、1月2月でも蚊いるんですよね。。
もちろん多いのは夏場なのですが、1年中蚊がいてかゆい思いをしています。泣
私たちの出入りに合わせて、巧妙に家の中に入って来る蚊がたくさん。
奴らを最も強力に仕留められるのは、、、昔からある蚊取り線香でした!
\まとめ買いしておくと安心/
蚊取り線香って効くんだなと改めて実感しました。本当に役立ってます!
アリなど防虫剤、殺虫剤
家の中に虫が入ってこないように十分気を付けていても、ここはやはりジャングルのある島。
ときに現れてしまいます。
いつ遭遇してしまっても対処できるように、そしてできるだけ遭遇せずに済むように、防虫剤と殺虫剤は常備しておくのがいいでしょう。
\定番だけどよく効く/
\これも必ず備えておきたい...!/
懐中電灯など台風対策グッズ
古くから台風銀座と呼ばれ、毎年多くの台風が通っていく沖縄。
大型~超大型の猛烈な台風であることも多々あり、台風対策が欠かせません。
台風対策グッズとして持っておきたいものは、懐中電灯・養生テープ・ラジオなどなど意外にたくさん!
台風時は停電がよく起きるので、大容量モバイルバッテリーも必須です。
\Ankerのバッテリーは18ヶ月も長期保証!/
楽しめる趣味(釣り、コーヒーなど)
娯楽施設や大型ショッピング施設のない西表島。
毎週末石垣島に遊びに行くのはなかなか時間も交通費もかかってしまうので、やっぱり島内で楽しめる趣味がほしいですね。
雨や暴風の日にも備えて、アウトドア・インドアそれぞれの趣味があったら言うことなし!
私たちの場合、アウトドアでは釣りが趣味。
南国釣りの上達を目指して、天気のいい休日は海に繰り出しています。
そして釣りは、悪天候やちょっとした空き時間にも楽しめる!
インターネットがつながっているので、西表島でも動画配信サービスは問題なく見られます。
もちろん、U-NEXTなど釣り以外のVODサービスも楽しめますよ。
他にも私たちは、コーヒーやピアノ、クレイクラフトといったインドア趣味があるので、おうち時間に全く困っていません。笑
西表島で生活する他の方々も、アウトドアでは釣り、野球、カヤックなど、インドアではパン作り、ゲーム、VOD鑑賞などなど楽しい時間の過ごし方をそれぞれお持ちな感じです。
興味があれば、やれることたくさん!
沖縄離島、西表島で快適に生活するには
今回は、沖縄西表島に移住して2年目の私たちが「生活に欠かせない!」と実感したものをご紹介しました。
湿度の高さによるカビ具合やゴミ回収頻度など、西表島ならではの特徴にうまく対応することで快適に暮らしていけるのかなぁと感じています。
西表島など沖縄離島への移住を考えている方に、少しでも参考になれば嬉しいです!