西表島ぐらし

猛烈な台風到来!<必読>沖縄離島住民の対策や備えの工夫とは?

こんにちは~、夫婦で西表島に移住した妻のほう、よせーです。

ご存知の通り沖縄は、昔から台風銀座と名高く、今も毎年大型~超大型の台風がたびたびやってきます。

そして最近は、本州にも大型台風が到来するようになりましたね。

みなさん、台風接近を前にしておくべきことって把握していますか?

台風にどのように備えたらいいのか準備はできていますか?

私たちは沖縄県西表島に移住してから、本州にいた頃とは比べものにならない、凄まじい強さの風と雨!!といった猛烈な台風を経験するようになりました。

長年台風を乗り越えられてきた島民の方々は、備えの意識がばっちり!

離島住民の方々がどんな風に備え、対策しているか、そして、私たちが独自に実践したことを含めて、お話しします。

最接近4~5日前から備える!沖縄の台風対策

(参照元:気象庁HP)

西表島に長く住んでいる方々は、台風のたまごができる以前から天気図の等圧線を見て、台風発生を予想できたりしちゃいます。

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なので、台風発生が発表されるより前から、自身のスケジュール調整をされ始める強者もいらっしゃるようです。

もちろん私たちはそんな知見を持ち合わせていないので、台風進路予報が発表されてから、どうしましょ?!何しましょ?!と具体的対応を取り始めました。

台風がいつ頃来そうだと判明した、最接近4~5日前。

台風経験の豊富な地元の方々に伺いながら分かった、まずしておきたいのはこんな対策です!

  1. 高速船がいつから欠航になるか予想。
  2. 手持ちの食材の把握。
  3. 懐中電灯や電池などに不足がないか確認。
  4. 台風直前に何をすべきか、段取り確認。
  5. 車のガソリンを入れておく。

船の欠航(交通機関の運休)に備える

海は台風接近より早くから荒れ始めます。

海が荒れると船が航行できなくなるのはもちろん、各船会社は暴風から船を守るため、 マングローブの間などに船を固定する対策を取るため、陸地で台風の影響がなくても、まず、船の運航がストップされるんです。

高速船がいつ頃から欠航になるかを考慮して、

「もともと石垣島に行く予定だったものを変える必要があるのか?」「仕事への影響はどうか?」を考え、スケジュール変更の対応を取ります。

本州にお住まいであれば、台風接近に伴う公共交通機関の運休に備えて、予定の見直しを。

急がない予定は、思い切って台風明けの日程に調整しておけたら安心です。

食糧と備品の不足を確認、買い足し!

船が止まってしまうと、地域の商店に商品が入ってこなくなります

欠航期間中、そして停電が起きた場合に備えて、食べ物や日用品が足りているかどうかをチェック

都心だとしても昨今、安心はできませんよね。

足りなさそうであれば、早めに購入しておきましょう。

用意しておきたいものはこちらです。

  • カップラーメンやパンなど食品(停電に備えて)
  • 常温保管でもOKな野菜(例:トマト、キュウリ)
  • お菓子やドリンク(プラス島の人の多くはお酒)
  • 懐中電灯(ランタンや吊るせるタイプもあると便利!)
  • 電池
  • モバイルバッテリー
  • 養生テープ(雨戸がないお家の場合)
  • ラジオ(万一スマホも不通となったときのため)

\沖縄離島住民の台風に備えた常備品は、こちらで詳しくご紹介しています。/

備品アイキャッチ
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車のガソリンを満タンに

ガソリン満タンの車は飛ばされない!という理由ではありません(笑)。

猛烈な台風で最も心配なこと、それは、被害が大きくなって台風後もライフラインが止まってしまうこと!

電柱が折れてしまうような被害では、電気が復旧されるまで数日かかってしまう可能性があるんです。。

夏の暑い時期の停電はなかなかの死活問題!

せめて車のエアコンを効かせることができれば、涼しめますし、何らかの情報収集や対応に、別の地域まで移動することも可能です。

雨風が安全なうちに、満タンにしておきましょ~!

台風最接近2~3日前!沖縄の備えと対策

2日前の例(参照元:気象庁HP)

台風最接近2~3日前。

上記台風の場合は、なんとかまだ欠航は免れましたが、風向きや風速によっては既に船が止まることも。

観光業で働く方々は、観光客の安全を考えた対応も求められます。

  1. 高速船の欠航予定を確認
  2. 宿泊業の場合、お客様の旅程変更対応
  3. 家の周りの不要なものを片付け、廃棄
  4. 洗濯物を終わらせておく

船の欠航(交通機関の運休)を把握

石垣島と各島々をつなぐ高速船が、いつから欠航するのか決定があるタイミングなので要チェック!

特に仕事が宿泊業の場合、泊っているお客様に、西表島から退避するか?自家発電のある大型ホテルに避難するのか?など、高速船がストップするまでに旅程変更を確認してもらう必要が出てきます。

上述の通り、被害がひどかったり、波がなかなか収まらないと、台風が去った後も島から出られない懸念があるからです。

本州の場合は、交通機関の状況によって職場や出先から帰れなくなるリスクがありますね。

職場の方針もあるかもしれませんが、自分で調整できる不要不急な用事は、改めてリスケジュールをおすすめします。

家の周り(庭やベランダ)のお片付け

要らないものが家の外にたくさんあると、台風の暴風で飛ばされて、窓を割ったり、車を傷つけたりしてしまう心配が。

お庭やベランダの不要なものは早めに片付けて、ゴミの日に出しておくのが賢明です。

台風最接近1日前!本気で備える対策と工夫

前日の例(参照元:気象庁HP)

いよいよ台風の接近が翌日に迫ってきたら。本格的にお店や自宅の被害防止策を行います!

具体的な対応は以下です。

  1. 雨戸を閉める、防護ネットを張る
  2. 家の外に置いてあるものを中へ移動
  3. 車を移動
  4. スマホとモバイルバッテリーをフル充電
  5. 保冷剤を凍らせておく
  6. 生ゴミをコンポストへ捨てに行く

雨戸を閉める、防護ネットを張る

雨戸ってご存知ですか?

普段は窓1枚分のスペースに収納しておける、開け閉め可能な雨戸。

猛烈な風による飛散物から窓ガラスを守るとても心強い味方です。

移住当初はありがたみを全く理解できていませんでしたが、暴風雨を経験してみて、心強さが違う!と実感しました。

風が強くなる前に、しっかり閉じておきましょう!

お店やホテルなどの場合、雨戸ではなく防護ネットを張って飛散物による被害を防止しているところもあります。

もし自宅に雨戸も防護ネットもなかったら、窓ガラスに養生テープを貼っておくと、少なくとも割れたときのガラス飛散を防げますよ!

養生テープは、粘着剤が残らずきれいにはがせるので安心です。

家の外に置いていたものを屋内に!

お庭やベランダの最終片付け!

陰干し中のマリンシューズや運動靴、物干し竿など、普段気にせず外に置いているものを、漏れなく家の中に入れましょう。

暴風によって飛ばされて紛失するだけでなく、ガラスや車に被害を与えたり不要な事故・ケガの原因になりかねません。

車を安全な場所へ移動

台風銀座の沖縄。

風が吹き抜けるところに駐車していると、飛散物でフロントガラスが割れるなどの被害や、最もひどい場合、車が横転してしまうなどの被害も実際に起きています。

那覇であれば、屋内立体駐車場などへの避難も可能な策ですが、残念ながら西表島、屋内ガレージつきの建物は多くありません。

私たちの自宅も駐車はもちろん外。普段は出やすさ重視で停めていますが、台風に備え、防風林と自宅との間に車を入れ込むようにしました。

強固な建物や建造物があって比較的風が弱められるだろう場所に車を移動。

フロントガラスを建物側にして、停めることがポイントです。

少なくとも、車のフロントガラスの破損を防ぐ対策を!

スマホ&モバイルバッテリーをフル充電!

台風で度々発生するのが停電です。

「ほぼ停電するよ~」と言われちゃうほど、離島の台風と停電は切っても切れない間柄です。

情報収集や照明の代わりに使えるスマホをできるだけ長く使えるように、十分な充電は欠かせません。

スマホだけでなく、タブレットやWiFiルーターなどの充電にも使えるように、大容量のモバイルバッテリーがあると安心です。

ちなみに、私たちが買っておいたモバイルバッテリーはこちらです。

iPhone XSだと約5.2回充電できるという、超大容量の優れもので満足しています~♬

おかげで、モバイル端末については停電の不安を取り除けました。

ノートパソコンもフル充電しておくと、いざというときスマホを充電できるので同時にやっておきましょう!

保冷剤を凍らせる

こちらも停電に備えた対応です。
保冷剤は急に凍りません~。前もって凍らせておかねばです!!

生ゴミを処理!

西表島を含む竹富町は、生ゴミ回収がない為、私たち普段は一旦冷凍庫に入れています。

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結構大変!離島のゴミ事情 ~沖縄県竹富町の場合~ 沖縄県八重山郡の離島、西表島に移住してきて、最近慣れてきたかなと思うことの1つに、ゴミの分別があります。 都心部でもゴミの分別ル...

もし停電が長引くと、凍っていた生ゴミが溶けて大変なことになりかねないので、台風の風の影響が出る前に、集落のコンポストへ捨てに行くようにしました。

台風当日、最後の備え!最終対策!

最接近当日(参照元:気象省HP)

台風の当日!最後の最後でやっておきたい対策がこちら。

最接近の時間帯が早朝だったりする場合には、前日夜に終えておいたら安心です。

  1. 冷凍庫の氷を袋詰めし、自動製氷を止める
  2. クーラーボックスに保冷剤を入れて食品を移す
  3. 料理を多めに作り置き
  4. お風呂に水をためておく
  5. ドアの隙間に新聞紙をはさみ込み

冷凍庫の氷を袋詰め&自動製氷ストップ

万一停電が長引くと、自動製氷でたくさん作られた氷が溶け、冷凍庫の引き出しが水浸しになってしまうかも!

自動製氷を止めて、できている氷はすべて袋詰め。

水浸し防止になるだけでなく、他の食品を冷やすのに使えます。

一石二鳥ですね☆

クーラーボックス準備!

停電になってしまったら、「冷蔵庫も冷凍庫も開けないこと!!

これが中の調味料や食品を守る、最善策です。

冷凍食品が詰め込まれた冷凍庫は、開けなければだいたい2日程度は耐えうるとのこと。

でも冷蔵庫はそれほど長く保冷されませんし、そもそも停電中であってもお腹は減ります。

なので、クーラーボックスに保冷剤や氷袋をしっかり入れて、冷やしておきたい食品を移動

私たちが行った時は、1日経っても冷え冷えでした。

停電前に料理を作り置き

停電になると、電気系調理器具が使えなくなります。

加えて、エアコンの止まった暑い部屋の中で、換気もできずに時間をかけてガス調理するのは、汗だく至難の業。。

停電中はカップラーメンのお湯を沸かすくらいに留めておきたいので、停電前に少なくとも1~2食分作り置きしておくと安心です。

こんな料理を作りました!
  • 八重山そばめし
  • 八重山そばナポリタン
  • 野菜炒め
  • トマト島豆腐カプレーゼ
  • 肉みそ(↓コレ♡)

お風呂に水を溜めておく

停電でトイレの水が流れない!

そんな事態をさけるため、お風呂に水を溜めておきましょう~。

お家によっては電気系統関係なしで動くトイレもありますが、分からなければ念のため。

雨戸のない窓サッシやドアは、隙間に新聞紙!

ドアや窓を閉めているのに、雨水が入ってきてしまう状況、想像したことありますか?

猛烈な雨風と低気圧が原因で、ドアや窓付近が水浸しになってしまう心配があるんです。

雨戸のない窓やドアのちょっとした隙間が要注意

細く折った新聞紙を挟み込んで、屋内に水が浸入するのを防ぎましょう。

以前泊ったある場所で、窓の隙間から雨水がどんどん入ってきたのは、恐怖でした。。

対策万全に備えて、台風を乗り切ろう~☆

これだけの対策を行ったら、準備万端。

台風を無事に乗り切りましょう!

暴風域にいるときの注意点はこれだけです。

  1. 家から出ない!(外の様子も見に行かない)
  2. お風呂は明るいうちに。

私たちは上記対策で、何事もなく初めての大型台風を乗り越えられました。

台風は突然襲い来るわけではないので、可能な限り対策して、ケガなく被害なく、できるだけ快適に過ごしたいですね!

ちなみに沖縄の住宅は台風に強い設計なので、自宅避難が一般的ですが、住宅に不安のある方は、早めに避難してくださいね!