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ヤモリガードって何?沖縄のエアコンは特別仕様!?

ヤモリガードとは

※当サイトでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

ヤモリガードって聞いたことありますか?

沖縄で家電量販店に行くと「ヤモリガード付き」という表示のあるエアコンがずらり。

でも沖縄出身でない方にとっては「何それ?初めて聞いた!」という代物ですよね。

私たちも沖縄に来て初めて知りました!

その名の通り、「ヤモリをガードする」意図でエアコンに取り付けられる部品なのですが、どんなものなのか調べてみても意外に詳細がよく分からないままになっていました。

しかし今回、エアコンを新調する機会が!

実際にヤモリガードを見ることができたので、

ヤモリガードってどんな形?

ヤモリガードの大きさは?

エアコンのどの部分をヤモリから守ってる?

といったヤモリガードに関する謎を一挙に紐解いていきたいと思います。

▼そもそものヤモリに関する記事はこちら▼

ジャンプできる!目次はこちら

ヤモリガードはこんな部品!意外に・・・!!

エアコンをヤモリから守ってくれるという心強い響きの「ヤモリガード」。

沖縄のエアコンには、もはや必須の装備といっても過言ではないでしょう。

でも基本的にはエアコンの室外機に実装された状態で販売されているので、ヤモリガードの実物を見る機会ってほとんどないんですよね。

ヤモリガードの見た目と大きさ

私たちもこれまでヤモリガードの現物を見たことがなかったので、

どんなスゴイ装備なのかとっても気になる!!

と非常にワクワクして「ヤモリガード」の入った箱を開けました。

(新調したエアコンはヤモリガード別売りだったんです。なんて絶好のチャンス!)

すると出てきたのが・・・こちら。

!?これがヤモリガード!!??

!!どゆこと!?え、小さすぎない!?本物??

ふたりして衝撃を受けました。笑

角度を変えて見てみると、こんな感じ。

この親指サイズにも満たない約5センチほどのスポンジのようなパーツがかの心強い「ヤモリガード」とは信じられなくて、箱の中を再度確認したのですが、梱包されていたのはやっぱりこの部品だけ。

ふたりとも勝手な想像で「ヤモリガードは立派な装置に違いない」と確信していたので、ビックリを通り越してポカンとした記憶があります。笑

しばらく信じられなくて、何度も付属の説明書を確認してました。笑

ヤモリガードの形状

ヤモリガードは直方体のいわゆるスポンジです。

その長辺1面に両面シールがついていて、室外機に貼り付けられるようになっています。

このスポンジが何をヤモリから守るのか、気になりますよね!

ヤモリガードの機能・用途

説明書を読むと「室外機のサービスパネルの内側にヤモリガードを貼り付けてください」との記載が。

これだけでは、

一体何をどうガードしているの?

と疑問が沸きますよね。

そこで、エアコンの取り付けをお願いした業者さんに直接質問してみました!

そのお答えは、

室外機の基盤部分にヤモリなどが侵入するのを防いでいるんですよ。

とのこと。

ヤモリや小さな虫類は暖かいところを好みます。

どうしても熱を持ってしまう室外機の基盤部分にヤモリなどが入り込むと、基盤に張り付いてショートしてしまってエアコンが機能しなくなってしまうんです!!

それは一大事!!

なので、基盤に直接通じる隙間部分をこのヤモリガードでブロックする、というわけですね。

ヤモリガードの取り付け場所は?

実際のエアコン室外機で見てみると、ヤモリガードが取り付けられているのは上の赤丸で囲った部分。

室外機の横に取り付けられているサービスパネルの内部です。

配線前の写真ですが、内部はこんな風に基盤に向かうコード?を接続する場所になっています。

この部分を覆うカバーがサービスパネル。

取り外してみるとこんな風に空洞がたくさんあります。

この首部分にヤモリガードを装着(貼り付け)!

ドレインホースなどが通る隙間から基盤入口へヤモリが這い上がってくるのをガードします。

この部分でヤモリの侵入を追い返しているんですね!

エアコン購入時、ヤモリガードの有無はどうやって分かる?

今回私たちは別売りとなっているヤモリガードを購入しましたが、沖縄の家電量販店でエアコンを買う場合は、既に実装されていることがほとんどです。

こんな風に、ヤモリのシルエットイラストと共に「ヤモリ対策済み」と書かれたポップがエアコンに貼られていたり、

広告に「ヤモリガード」と明記されているので分かりやすくなっています。

ヤモリガードの効果は?

エアコン室外機の重要部分、基盤をヤモリから守ってくれるヤモリガード。

この小さな部品さえつけていれば、ヤモリの侵入がなくなってもう安心!となったら万々歳ですよね!

でも残念ながら、、、現実はそう甘くありません。

というのも、西表島でお願いした取り付け業者さん曰く、

ヤモリガード?意味ないよ~!どこからでも入ってくるからね!笑

との悲しいお話。

え!?ヤモリガードが付いていれば安心じゃないの!?

と私と同じように思った方も多いのでは?

よくお話を伺ってみると、

ファンや室外機裏の隙間から内部に入って、基盤に辿り着けてしまう

ということで、ヤモリや小さな虫類はさまざまな隙間から侵入できるので、ヤモリガードがあっても基盤がやられてしまうことがあるそうです。

ヤモリガードが付いていても1年に2回くらい基板交換が必要になる人もいれば、10年くらい大丈夫な人もいるよ~!

最終的には運なんですね...。

ヤモリガードがあってもヤモリの侵入を防ぐのに完ぺきではない、ということは頭に入れておいてください。

ちなみに、こういったファンなどの隙間からの侵入も可能な限り防ぎたいということで、次のような室外機カバーを使っている方もいるようです。

私たちはもし今後必要に感じたら検討したいと思います。

でもやっぱり、沖縄のエアコンにはヤモリガード必須!

エアコンがきちんと動くために重要な室外機の基盤部分。

ヤモリガードはこの基盤へのヤモリの侵入を防ぐスポンジパーツのことで、実際には意外に小さな部品であることが分かりました。

基盤に侵入できる経路が1つというわけではないので、ヤモリガード1つでヤモリを完全に防ぐことは不可能!

でも侵入の確立を減らすという意味で、やっぱり沖縄のエアコンには必須ではと感じています。

可能な対策をしてあとは祈るのみ!笑

これから長年にわたって基板交換をしなくて済みますように。。。

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