沖縄離島、電気代って高い？安い？徹底比較！

沖縄であれどこであれ、生活するのに欠かせない電気・ガス・水道。

移住や引っ越しで居所を移る場合、やっぱり光熱費の増減は気になる所ですよね。

そして沖縄離島、西表島に移り住み、時々いただくこの質問。

「電気代、やっぱり高い？？」

確かに・・・西表島に住んではいるものの、実際どれくらい高くなったんだろう？

今回、地域差を調べてみることにしました。

沖縄離島移住の検討に役立つこと間違いなし？！

沖縄本島vs離島で料金比較

沖縄電力管内、従量電灯料金を調べてみたところ、下記のとおり、121kWh以上使う場合に違いがありました！

	使用量	単位	料金単価 (離島)	料金単価 (本島)
最低料金	最初の10kWhまで	1契約	\ 395.08	\ 395.08
電力量料金	11kWh～120kWhまで	1kWh	\ 22.53	\ 22.53
	121kWh～300kWhまで	1kWh	\ 27.97	\ 27.50
	301kWh～	1kWh	\ 29.91	\ 28.80

たとえば、1か月あたり400kWh使用した場合、

・西表島では、10,899円

・沖縄本島では、10,703円

となり、沖縄本島の方が西表島よりも、1か月あたり▲196円、年間▲2,352円安いです！

沖縄本島に比べて、離島は1.5%くらい割高ということが分かりました。

本州vs沖縄離島で料金比較

電力自由化を考えるとややこしくなるので、元々の管轄電力会社で比べてみようと思います。

カッコ内は従量電灯プラン名	単位	関西電力 (A)	中部電力 (B)	東京電力 (B)
基本料金 40A	1契約	-	\ 1,123.20	\ 1,123.20
15kWhまで	1契約	\ 334.82	-	-
～120kWhまで	1kWh	\ 19.95	\ 20.68	\ 19.52
～300kWhまで	1kWh	\ 25.33	\ 25.08	\ 26.00
301kWh以上	1kWh	\ 28.76	\ 27.97	\ 30.02

※㊟：口座振替割引などの各種割引や、燃油調整費等の追加費用はここでは加味していません。

同様に1か月400kWh使用したとすると、沖縄西表島の電気代 10,899円 に対し、

• 関西電力：9,865円　（▲1,034円）
• 中部電力：10,916円　(30Aなら、10,635円で▲264円)
• 東京電力：11,148円　(30Aなら、10,867円で▲32円)

でした！意外？！

おそらく離島にはない割引が適用されて、実際には上記より少々安かったりするのかもと思います。

正直なところ、大阪から西表島に移住してきて、電気代が少し高くなったな～というのは実感としてありました。

とはいえ、もっと大幅に高いのかなとヒヤヒヤしていたので、よかったです～。

離島の電気のお困りごと

ただ少しだけ、離島ならではのお困りごと(？)もあったりするので、お伝えしておきますね。

①電力会社の選択肢が少ない

いまや電力自由化で、家庭用の電気も電力会社を選べるようになりましたね。

とはいえ、沖縄離島の場合、選択できる電力会社の数が非常に限られているんです。

この点においてはどうしても、人口ボリューム的にも物理的にも離島は課題が多いんだなぁと感じます。

②そもそも、電力自由化に対応しているのか不明

まだまだ手が回っていなくて、確認できていないのがこれ。

ネット上では4社ほど探せたのですが、西表島がサービス可能エリアかどうかは別問題。。

現時点では、エリア外になっている電気会社ばかりです。

▼電力自由化の確認状況をまとめてます！▼

③時々なぜか停電する

私たちが住んでいるのは、西表島でも奥の方。

同じ西表島でもエリアによって少し、停電のしやすさに差があるんです。

浦内川という沖縄一長い川を越えた西表島の奥側エリアは、本当に時々なのですが、なぜか停電したりします。

台風ではない突然発生の停電は、すぐ回復してもらえることが多いので、大きな問題はないんですけどね。

「停電は起きるものだよ～」

と言われたことを思い出します。

沖縄離島の電気事情まとめ

沖縄離島の電気料金と、離島代表？西表島の電気事情、お分かりいただけたでしょうか～？

まとめると、

• 沖縄離島の電気代はちょっと高め
• 時々ちょっぴり離島ならではのことが起きる

こんな感じです。

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