こんにちは、夫婦で西表島に移住した妻のほう、よせーです。
沖縄移住に興味を持って調べ始めた方、生活費ってやっぱりすごく気になりますよね?
これまで沖縄や沖縄離島の食品、ガソリン代、電気代などの物価を調べてきたこのシリーズ(?)、今回はガス代を比較してみました!
沖縄本島では、一部都市ガスのエリアもあります。
沖縄の離島、西表島は、おそらく想像に難くない通り都市ガスはなく、プロパンガス。
地域の違いはもちろん、都市ガスとプロパンガスで費用がどれほど違うのか?
沖縄移住を検討されている方の参考になったら、うれしいです。
沖縄の都市ガス料金を大比較!
沖縄で都市ガスが利用できるエリアはこちら。
- 那覇市
- 浦添市
- 豊見城市
- 中頭郡西原町
- 島尻郡南風原町
- 中頭郡中城村
(でもエリア内全地域ではない市町村もあるので、具体的な住所でガス会社に確認が必要です。)
沖縄本島の主に中心部エリアで使える都市ガスも、東京・名古屋・大阪に比べると費用が高いのか?
料金の比較をしてみました。
◆都市ガスの一般料金
東京・名古屋・大阪・沖縄で、都市ガスの一般料金を比較した表がこちらです。
(※エネファームやガス床暖などの割引は考慮していません。)
単位料金は毎月調整が入って変わるので、2019年10月の調整単位料金も念のためご紹介。
都市ガスの料金は、4社の中で東京ガスが最も割安でした。
基本料金だけでみると、沖縄が名古屋・大阪より安いガス量帯もありますが、単位料金が大幅に高くなっています。
例えばガスの使用量を9m3として比較すると、
- 東 京:2,001円
- 名古屋:2,416円
- 大 阪:2,209円
- 沖 縄:2,980円
沖縄の都市ガス料金、東京の約1.5倍です!
都市ガスでも沖縄が高いということは、プロパンガスはもっと高い?!
比較するのが恐くなってきました、、、
沖縄と都市圏のプロパンガス料金を比較
プロパンガス(LPガス)の料金は、各プロパンガス会社から使用者に提示されています。
そのため今回は、プロパンガス料金消費者協会発表の協会適正料金とプロパンガス協会発表の実勢価格で、東京・名古屋・大阪を比較しました。
◆プロパンガス料金消費者協会発表の適正価格
従量単価 | 基本料金 | 合計 (9m3使用時) | |
関東 | 280 | 1,500 | 4,020円 |
東海 | 320 | 1,550 | 4,430円 |
近畿 | 380 | 1,667 | 5,087円 |
九州 | 410 | 1,600 | 5,290円 |
◆プロパンガス協会発表の価格
従量単価 | 基本料金 | 合計 (9m3使用時) | ||
沖縄 | 適正 | 410 | 1,500 | 5,190円 |
実勢 | 612 | 1,780 | 7,288円 |
本来あるべき価格では、東京の約1.3倍くらいの割高感。
ただ、沖縄県のプロパンガス料金の実態は、適正より5,000円も高い状況なので、東京の適正と比較すると、約1.8倍です!
た、たかい~!!
本題!沖縄西表島のガス代は都市圏の3倍?!
いよいよ本題、私たちの住む西表島のプロパンガス料金を、もともと住んでいた都市圏の都市ガス料金と比較してみたいと思います!
西表島のプロパンガス料金:6,570円 (9m3)
→ 都市ガスと比較すると... 東京の3.3倍、名古屋の2.7倍、大阪の3倍!
こんな結果になりました。
まさか約3倍もするとは...
都市圏から移住した私たちにとっては、お財布にとっても厳しい~!!
沖縄といえど、冬場は北風が強くて体感気温が下がるので、温かいシャワー(やお風呂)に入ったり、ガスを使ったりするところ。
プロパンガスが高いとは聞いていましたが、まさかこれほどまでに高いとは、、、でした。
プロパンガス料金はなぜ高い?
念のため、プロパンガスが高い理由がこちらです。
- ボンベ配送費
- 保安管理費(ガス漏れ対応)
- 検針費
- ガスメーター維持管理費 など
やっぱりボンベを1家庭ずつ交換するという手間がかかる分、費用が高くなっていますね。
一方で、ガス管で供給しているわけではないので、災害に強いというメリットもあります。
台風の被害を受けにくいという点がプロパンガスのいいところですが、家計的にはやっぱりもう少し料金が下がってほしい!!とつくづく感じます。
以上、沖縄と沖縄離島のガス料金事情でした!
\電気代の比較はこちらにまとめています/