こんにちは!西表島に夫婦で移住した妻のほう、よせーです。
移住前はもちろん、旅行前も、旅先の物価って気になりませんか?
離島の物価って、安いの?高いの?どっちなのー??
西表島に移住して見えてきた離島の物価事情について、お話しします。
総じて、西表島の物価は高いです。
まず結論から。
西表島には空港が無く、何を運び入れるのにも船での輸送が欠かせません。
商品は石垣島から、旅客船や貨物船で西表島まで運ばれてきます。
そのため、どうしても追加の輸送費用分だけ、金額が上がってしまう傾向が。
そしてその物価は、例えば食料品や日用品について言えば、同じ島内でも港から離れれば離れるほど、基本的に高くなっていきます。
船の輸送費だけでなく、陸送費用というか、輸送の手間分だけ値段が上げられているということですね。
西表島のスーパー(商店)は、だいたい1集落に1店かそれ以下。
それぞれ港からの距離が大きく異なるので、同じ商品でも購入するお店によって、価格がまちまちという結果になるんです!
本州と西表島 / 物価を比較してみた。
でも実際の価格を比べてみないと、どれくらい高いのか分からないですよね。
とある日に、私が足を運んで調べてみた結果をご報告します!
特売ではなくて、あくまで通常価格での比較です。
とある日の食品・日用品価格 | 本州 | 西表島 | |
都心のスーパー | 港近め | 港遠め | |
牛乳 (成分無調整) | 180円 | 320円 | 330円 |
バター | 410円 | 500円 | 630円 |
ぶなしめじ | 100円 | 140円 | - |
サニーレタス | 130円 | 190円 | - |
卵 (10個) | 160円 | 250円 | - |
アイスクリーム 爽 | 100円 | - | 160円 |
発泡酒500ml缶 | 190円 | 220円 | - |
カップヌードル | 150円 | 190円 | 200円 |
トイレ洗浄剤 | 300円 | 420円 | 480円 |
トイレットペーパー 12ロール | 330円 | 450円 | - |
ご覧のとおり、特に乳製品の価格の上げ幅がすごいんです!
本州価格の2倍近い値段!!なかなかに高級品ですよね。。
- 品質を維持した保冷輸送が必要
- そもそも、沖縄料理ではあまり使わない
高額商品ゆえ、バターやヨーグルト、チーズなどは港から離れれば離れるほど、1店舗に1個おいてあるかどうか、、の状態です。
なので、港近くのスーパーに行ったときに、好きなヨーグルトを見つけた時は、ついテンション上がってしまいます。
あきひこ殿が買っておいてくれた時には!!疲れを忘れて、ヨーグルトにソッコー飛びつきます!笑
それくらい離島において、乳製品はなかなか高額食品になっています。
西表島のガソリン代は?
船積みの輸送費で値段が上がると分かったところで、「じゃあ、ガソリン代も相当高い?」という疑問が出てきますよね。
こちらもとある日の価格を比較してみました!
本州 | 西表島 | 約26%アップ!! | |
ガソリン 1リットルあたり | 130円 | 164円 |
やっぱり高かったー!!ガーン。。
約26%高いということは、軽自動車で35リットル入れるとすると、1回あたり1,200円くらい高い計算...。
島は車社会だし、ガソリンスタンド選択肢ほぼないから仕方ないのだけど、正直、お財布に痛いです。。
とはいえ、西表島はツアーガイドとかでなければ、日常生活は軽自動車で事足ります。
なのでそういう意味では、自動車税・車検代・ガソリン代を抑えていると言えるので、総じて計算したら大きく変わりないのかもしれませんが。
でもやっぱり、実感としては高ーい!かな。
西表島の方が安いものってナイの?
これだけ高い高いと愚痴をこぼしてしまっていてすみません。。
でも島内で入手できるものは、格安でゲット出来たりしています。
格安とは・・・タダ!
私たちが移住して頂いたことのあるものの例を一部、ご紹介です。
- イノシシ肉
- サヨリ、フエダイなどのお魚
- 海藻の和え物
- お漬物
- シークワ-サー
- パイナップル
- 泡盛
- 島バナナ
- お米(白米・黒紫米)
- マンゴー
いやいや、頂きものではなくてあくまで安いものが知りたい!という方、失礼しましたー!
島内はだいたい割高なのですが、下記はお得に手に入れられるかなと思います。
本州 | 西表島 | |
パイナップル | 500円~? | 50円~ (サイズによる) |
・・・あまり見つけられておらず、ごめんなさい!!
やっぱりお店に売っているものは全体的に、輸送費の影響で本州より高くなってしまうのが実情です。
西表島の物価は、高いかタダかのほぼ2択。
極論みたいで恐縮ながら...。
移住してから私たちが感じた物価は、「ちょっと高い」か「無料で頂いた♬」かの2択に近い感覚です。
また島には娯楽施設もほとんどなく、外食できるお店も限られています。
なので、石垣島に行って遊べば、交通費含めお金が結構かかりますが、島内で過ごしていれば、娯楽費は抑えられたり。
島にあるものと無いものがはっきりしているので、このように値段もはっきり分かれてくるんですね~。
お財布が厳しい時は、島内に閉じこもって港から釣りを楽しむ!これです!笑
使うところは使ってしまうけど、抑えるところは抑える!
離島でも都会でもメリハリが大切なのは一緒だなぁと思う今日この頃でした。
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