こんにちは、アウトドアで写真を撮るのが大好きなよせーです。
今回は、
初めて持つのにおすすめな防水カメラについて書いていきます。
- 水の中、海の中で使えるカメラを探している
- アウトドアでキレイな写真を撮影したい
- 雨や水濡れに困らないカメラが欲しい
- 初心者でも使いやすい防水カメラがほしい
- コンパクトで持ち運びやすいカメラがいい
防水カメラには多くのメーカーやブランドがあるので、
初めて持つには、簡単にキレイに撮れて、楽しい防水カメラということが、重要になってきます。
そのあたりを考慮してじっくりチェックしてみてください。
初心者が飽きずに楽しめる防水カメラ選びの注意点!
主なポイントは、5つあります。
- 防水性能は高い?
- キレイな写真が撮れる?
- ピントが合いやすい?
- 水中以外でも楽しめる?
- スマホにWiFiやBluetoothで写真転送できる?
一つずつ詳しく見ていきましょう。
防水性能は高い?
防水性能が低いと、カメラが浸水して壊れてしまいます
まず、最も重要なのでは?という防水カメラ選びのポイントがこちら。
カメラの防水性能です。
残念ながら、ある程度価格と比例しますが、防水カメラが防水カメラたる理由が「浸水してカメラが壊れないこと」なので、防水性能は高いほうがベストです。
細かくいうと、防水性能は3点から判断します。
- 防水性能(IPX~)
- 防水深度
- 防塵性能(IP~X)
防水性能がIPX8
防水性能とは、その名の通り、水中でカメラを使用しても浸水を防いでいられるという性能です。
IP(International Protection)という規格で、水の侵入に対する保護度合が、全部で8つの等級に分類されています。
IPX8は、防水性能が最も高い等級8。
「継続的に水没しても内部に浸水することがない」という意味です。
防水カメラに安心な等級は、IPX8!と覚えておきましょう。
防水深度
防水性能と合わせて表示されていることがおおいのが、防水深度。
「水深〇メートルまで」という分かりやすい表記です。
防水カメラの標準的な防水深度は、だいたい10mから15m。
シュノーケルをする人は、10mほどあれば十分ですが、ダイビングをする方は、30m以上ほしいですね。
ただ、防水カメラ単体で防水深度を求めると値段が高くなりがちです。
防水カメラを保護するカバー(ハウジング)を後付けすることでより深くまで対応可能にもなるので、自分が主として楽しみたいアクティビティに応じて選ぶといいですね。
防塵性能がIP6X
「水の中に持っていくのになぜ防塵?」と思う人がいるかもしれません。
でも、川でも海でも、土があったり砂浜があったりしますよね?
土埃や砂、細かいゴミの侵入もカメラが壊れる要因になります。
そのため、アクティビティ中に安心して使いたいなら防塵性能も大切!
防水性能と同じく、IPという規格があり、防塵は6つの等級に区分されています。
IP6Xが最も等級の高い「粉塵が中に入り込まない」という意味です。
防塵性能も最上級のIP6だと安心ですね!
防水はIPX8、防塵はIP6Xと覚えておくと間違いないでしょう。
防水等級が8で防塵等級が6の場合、合わせて「IP68」と表記されます。
キレイな写真が撮れる?
明るくカラフルな写真が簡単に撮れる、水中撮影モードが必須です
水中では太陽の光の色素が、赤色から水に吸収されながら透過していきます。
結果、水の中は全体的に青色のフィルターがかかったような青の世界に。
何もせずに水中で写真を撮ると、そのまま青被りして生き物本来の色彩が表現されません。
そこで重要なのが、水中撮影モード!
水中用の撮影モードがあることで、細かい設定を自分で行うことなく、簡単に水の中でも彩り鮮やかな写真を撮ることができます。
防水カメラ初心者にとって、すごく便利な撮影モードなんです!
また、光源が少ない水中でも明るい写真が撮れるように、F値が小さいレンズを搭載した防水カメラだといいですね。
- F値が小さい:レンズを通る光が多いので、明るくなる
- F値が大きい:レンズを通る光が減るので、暗くなる
こういうイメージです。
ピントが合わせやすい?
優れたオートフォーカス機能と手振れ補正の機能を内蔵
単純に、ピントの合っていないボケた写真は撮りたくないですよね?
オートフォーカス機能が優れている、詳しくいえば、ピントを合わすことができる測距点の数が多いほど、ピントが合いやすくなります。
また、不安定な水中やアクティビティ中に撮影できるよう、手振れ補正機能も大切。
手振れ補正には電子式と光学式の2種類のセンサーがあり、光学式のほうが高画質ですが、その分、値段も高くなります。
水中以外でも楽しめる?
遊べる撮影モードやフィルターが多いことで、旅行やアクティビティをより楽しめます
防水カメラが初めての人にとってありがちなのが、持っていくのが億劫になってしまうこと。
防水カメラが水中専用になってしまうと、荷物に思えて「普段のカメラでいいか」ともったいない事態に。
なので初心者にとっては特に、水中撮影以外に楽しめる撮影モードやフィルターがあるカメラを選ぶのがおすすめです。
顕微鏡モードや魚拓モード、ポップアートなど、メーカーやブランドによって異なるので、自分好みがあるか要チェックです!
スマホにWiFiやBluetoothで写真転送できる?
WiFiかBluetoothでの写真転送は、ぜひ欲しい
カメラの記録媒体は、だいたいSDカードのことが多いです。
SDカードをカメラ本体から取り出さずに、パソコンやスマホへ写真転送できたら便利ですよね。
WiFiやBluetoothでデータ転送できれば、便利なうえに、水辺や悪天候のなかでも安心して写真を移すことができます。
汚れた手で端子を触って、SDカードを壊してしまうことも防げますね。
初心者が飽きずに楽しめる防水カメラの注意点まとめ
まとめましょう。
旅行やアクティビティで使いやすい防水カメラを選ぶときの注意点、ポイントとしては、
- 防水性能は高いほうがいい
→低いとカメラが壊れてしまうから - キレイな写真が撮れる、水中撮影モードがおすすめ
→水中モードがないと設定が面倒だから - ピントが合わせやすいほうがいい
→水中など不安定な状況で撮影するので - 水中以外でも楽しめるモードがほしい
→水中専用だと持ち歩かなくなる懸念あり - WiFiやBluetoothで写真転送できるのがおすすめ
→スマホに楽々安全にデータ転送したいから
ということでしたね。
特に重要なのは、防水性能と水中撮影モードになります。
あとは値段とお好みに合わせてという感じです。
以下に上記を満たすおすすめの防水カメラをランキング形式で載せますので、チェックしてみてください。
1位 水中でキレイに撮るなら!オリンパス Tough(TG-6, TG-5)
おすすめ度 | ★★★★★ |
防水防塵性能 | IP68 |
防水深度 | 15m |
水中モード | 5種類(TG-6)4種類(TG-5) |
レンズF値 | W2.0~T4.9 |
測距点 | 25点(オールターゲット) |
手ぶれ補正 | 電子式 |
撮影モード | 29種類(TG-6)28種類(TG-5) |
アートフィルター | 16種類(TG-6)14種類(TG-5) |
写真転送 | WiFi |
価格 | 約4万6千円~ |
※最終価格は各販売サイトで確認なさってください。
防水機能、
水中撮影モードの充実ぶり、
レンズの明るさ、
遊べる撮影モードとアートフィルター、
WiFi写真転送
も全て満たしている防水カメラです。
その分、防水カメラの本体価格が現在4万6千円ぐらい~と高めですが、質重視で検討すると文句なしにイチオシです。
私たちが以前使っていた旧モデルのTG-2の場合は、5年間使用できました。長く愛用できたので、買ってよかったです。
中でも、オリンパスToughシリーズの最大魅力は、水中撮影の美しさ。
水中スナップ、水中ワイド、水中マクロ、水中HDR、水中顕微鏡(TG-6のみ)といった、他の防水カメラの倍以上の水中撮影モードが搭載されています。
そのため、サンゴや魚たちとのツーショット、カクレクマノミとイソギンチャクのかわいいペア、カラフルちびっこウミウシなど、撮影したいものやシーンに合わせてモードを選んで、キレイな水中写真が撮れるのです。
また、充実しているのは水中撮影モードだけではありません。
トロピカルな色合いを鮮やかに表現できるポップアートフィルターや、南国の花や珍しい昆虫などを接写してミクロの世界を表現できる顕微鏡モードなど、遊べる機能が大人気。
水中専用で使う頻度がなくなるかもという、初めての防水カメラに抱きがちな心配が不要です。
質重視で長く使うつもりなら、オリンパスToughシリーズを検討されてはどうでしょうか?
\TG-6の1つ前のモデルを実際に愛用しています/
2位 コスパがいい!リコー WG-60
おすすめ度 | ★★★★☆ |
防水防塵性能 | IP68 |
防水深度 | 14m |
水中モード | 2種類 |
レンズF値 | W3.5~T5.5 |
測距点 | 9点(マルチ) |
手ぶれ補正 | 電子式 |
撮影モード | 25種類 |
アートフィルター | 13種類 |
写真転送 | FlashAir SDカード要 |
価格 | 2万7千円~ |
※最終価格は各販売サイトで確認なさってください。
オリンパスに次いで、愛用者の多い防水カメラ。
価格
防水性能
水中撮影モード
防水カメラとしての機能と価格のバランスがとれていて、コストパフォーマンス良好の防水カメラです。
しっかりした防水性能IP68に、水中撮影モードが、マーメードモードとマーメードムービーモードの2種類。
オリンパスToughシリーズより、水中撮影モードの数は少ないです。
しかし、フラッシュOn/Offを2連続撮影できたり、晴天下でも見やすいアウトドアモニターが搭載されていたりと、気遣いがうれしいカメラになっています。
顕微鏡モードや魚拓モードなど遊べる機能もありながら、値段が抑えられているので、性能と価格のバランスがいい防水カメラをお探しなら、リコーWG-60がおすすめです。
ちなみに、小顔フィルターもついてます。
3位 安さと子どもでも使えるのが魅力!ニコン COOLPIX W150
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
防水防塵性能 | IP68 |
防水深度 | 10m |
水中モード | 1種類 |
レンズF値 | W3.3~T5.9 |
測距点 | 情報なし |
手ぶれ補正 | 電子式 |
撮影モード | 20種類 |
アートフィルター | なし |
写真転送 | Bluetooth |
価格 | 2万円前後 |
※最終価格は各販売サイトで確認なさってください。
安いです。
ひとえに安い。
防水深度や水中撮影モード、レンズの明るさはそこそこで、防水カメラを負担少なくとりあえず始めてみたい値段重視の方におすすめです。
子どもでも使えるように、「ひらがな表示」を選択できる唯一の防水カメラでもあります。
水中撮影モードは1種類ですが、代わりにスタンプやフレーム、アニメーションとBGMつきのスライドショーといった、子どもが遊べて楽しい機能が搭載されています。
防水性能はしっかりとしたIP68。
防水性能が10mと浅めですが、プール遊びやシュノーケルであれば問題ない深さです。
値段重視の方、そして、防水カメラを家族みんなで使いたいという方には、万一壊れても価格が安く、子どもでも操作できるこのニコン COOLPIX W150がおすすめです。
初心者におすすめ!防水カメラランキングまとめ
まとめておくと、
- 水中でキレイに撮るなら!オリンパス Tough TG-6、TG-5
- コスパがいい、リコー WG-60
- 安さと子ども仕様が魅力、ニコン W150
という感じですね。
いずれもおすすめですが、イチオシは水中撮影モードが充実していて、いちばんキレイに撮れるオリンパスTough(TG-6、TG-5)かなとは思います。
海の中のスナップ写真でも、
カクレクマノミなどの生き物の写真でも、
あるいは地上の花や昆虫写真でも
非常にキレイに撮影できるので、やっぱり安定しておすすめです。
あなたにピッタリ合う防水カメラを検討なさってくださいね。
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