レモンはレモンでも「島レモン」と呼ばれるレモンをご存知でしょうか?
”島で育てられたレモンでしょ?”
確かにその通りなんですが、調べてみても「島レモン」に明確な定義は出てこないんです。
大まかには、島レモンはマイヤー(メイヤー)レモンという種類に含まれるレモンのことのよう。
そして、
- 形はまんまる
- 表皮がつるっとしている
- 島で生産されている
という一般的なレモンとは少々異なる特徴を持つレモンが「島レモン」と呼ばれています。
実は今回、沖縄西表島で育てられた島レモンを初めて食べてみて、島レモンのおいしさに感激!
改めて島レモンの特徴や産地、人気の商品やおいしい食べ方を調べてみました。
まだ食べたことがない方は、ぜひ食べてみて欲しいですー!
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島レモンとは?
島レモンと聞くと、「島で栽培されたレモンでしょ」と思いますよね。
その通りではあるのですが、見てください!この見た目!
レモンだと言われなければ、グレープフルーツとかオレンジのように見えませんか?
でもこれ、れっきとした(?)西表島産の島レモンなんです。
こんな感じに、島レモンは形が丸くて表面がつるっとしている見た目が特徴。
一般的なレモンはユーレカ種とかリスボン種という、両端がぷくっと突出したいわゆるレモンの形をしているんですが、島レモンの種類はマイヤー(メイヤー)種という品種がほとんどです。
島レモンはそもそもの品種が一般的なレモンとは違っているんですね!
色も緑色の状態のものからおいしくお料理などに使えます。
マイヤー(メイヤー)レモンとは?
ではでは、マイヤーレモンってどんなレモンなの?と思った方のために。
簡単にマイヤーレモンについても調べてみました。
マイヤー種の特徴としては、
- レモンとオレンジが自然交雑して誕生した
- 熟すと果皮がオレンジ色になる
- 一般的なレモンよりサイズが小ぶり
- 酸味が少なくまろやか
- やや甘い香りがする
という点があげられるようです。
どおりで見た目がオレンジっぽいんですね!
サイズが小ぶりという点については、西表島産の島レモンは手のひらいっぱいの大きさでむしろ普通のレモンより巨大だったので生育環境によって当てはまらないことがありそうです。
島レモンの国内生産地
島レモンを含め、一般的なレモンも日本国内で生産されています。
レモン全体としての生産地は次の通り。
- 広島県(58%)
- 愛媛県(23%)
- 和歌山県(7%)
※カッコ内は2017年の収穫量シェア
瀬戸内などの年間を通して比較的温かいエリアがレモンの栽培に適しているんですね。
島レモンはというと、島レモンだけについてまとまった情報を見つけることができませんでした。
ただ、島レモンの産地としてよく見かけるのはこんな感じで小笠原が登場します!
- 小笠原
- 広島県
- 愛媛県
特に、小笠原の島レモンはマイヤーレモンの同系統の菊池レモンという品種で大きなサイズと穏やかな酸味が特徴的。
皮が緑色のうちから甘みがあって食べられるとして、人気の島レモンです。
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島レモンの旬は?
一概に島レモンと言っても、産地によって旬の時期が少しずつ変わってきます。
例えば、小笠原の島レモンの旬は9月~10月。
瀬戸内の島レモンの場合は、10月~グリーンレモンの旬が始まり、イエローレモンは12月~5月頃となっています。
ちなみに、沖縄西表島では11月~12月頃にいただくことが多いかなと思います!
西表島の島レモンはどんなレモン?
竹富町によると、西表島の島レモンはマイヤーレモン。
琉球政府時代に西表島の産業振興策の一環として導入された果実とのことです。
私が食べたのは小笠原のように大きかったですが、菊池レモンとは持ち込まれた背景が異なるんですね~!
ただ西表島の島レモンも、形が丸くて果皮が薄く、酸味がまろやかで香り高い!
生産量が少なく市場には出回っていないので、非常に貴重なレモンです。
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ビールにケーキも!島レモンの人気商品
島レモンについて調べていると、特に島レモンの香り高さを活かした商品が人気になっていることが分かりました。
せっかくなのでいくつかご紹介!
あわぢびーる 島レモン
兵庫県淡路島の農園で栽培されたレモンを使ったフレーバービア。
マイヤーレモンではなく、香りの強いアレンユーレカレモンというレモンですが、淡路島で育ったということで島レモン、ですね。
ビールは小麦麦芽で作る白ビール、ヴァイツェンベース。
ヴァイツェン特有のフルーティな口当たりにレモンの爽やかな香りが特に女性に人気になっています。
チューハイ 島レモン
小笠原諸島の母島で栽培された島レモンを使ったクラフトチューハイ。
希少なグリーンレモンをまるごと絞った果汁がたっぷり入っています。
レモンペーストも入っているので、より深みのあるまろやかな味わいになっているそう。
本当は地域限定品なので、世界自然遺産の島の味をオンラインで買えるのってなんだか得した気分になれますね!
島檸檬ケーキ
瀬戸内のレモンをふんだんに使った島檸檬ケーキ。
レモンに似せたかわいい見た目はもちろん、北海道産バターの濃厚なコクと那須御養卵のリッチな甘味と相まった贅沢な味わいが人気の理由です。
レモンの爽やかな風味に、口の中でふわふわほろほろほどける食感がクセになる!という口コミがたくさんありました。
はちみつ島レモン
島レモンだけでなく、なんとはちみつも小笠原産の島はちみつ!
とっても貴重な小笠原の島レモンと島はちみつのコラボです。
世界自然遺産の島、小笠原固有の植物から採れたはちみつがどんな味わいなのか、とっても興味が沸きますよね!
ジュレ風なので、紅茶やヨーグルトに入れたり、トーストやホットケーキにかけたりして楽しめそうです。
島レモン醤油
こちらも島レモンは小笠原産。
食品添加物無添加で、小笠原の島レモン果汁をこだわりの醤油にブレンドした調味料となっています。
ポン酢に近い感じで使えそうですね!
島レモンのおいしい食べ方!簡単レシピ7選
国内では主に瀬戸内や小笠原で生産されているものの、まだまだ希少価値の高い島レモン。
もし手に入れることができたなら、ぜひぜひ島レモンの味を120%楽しんでもらいたい!
ということで、レモンが主役の簡単レシピをいくつかご紹介します。
ちなみに、沖縄西表島産の島レモンは市場には流通していません。
でも竹富町のふるさと納税返礼品でお得にゲットできるので、気になる方はぜひチェックしてみて下さいね!
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生レモンのせサラダ
まず試してもらいたいのが、やっぱり生の島レモンをそのまま味わう食べ方です。
防カビ剤やワックス不使用の国産島レモンは、皮ごと食べられるのがうれしいところ!
1番お手軽なのは、島レモンの皮を剥かずにまるごと薄く切って入れるだけのレモンのせサラダ。
島レモンの風味をダイレクトに感じられて、とっても簡単に普段のサラダがよりみずみずしく爽やかな味わいになりますよ。
1番簡単でお気に入りの食べ方です!
皮ごと食べておいしいレモンってすごいですよね!
レモンソーダ
暑い日ならレモンソーダがおすすめです。
島レモンの果汁をギュッと絞ってソーダに投入するだけのこれまた超簡単レシピ!
酸っぱいながらもやさしい甘さとまろやかな風味があるので、すごく飲みやすいんですよね。
はちみつレモン
肌寒い日や冷房の効いた部屋でほっこりしたいときには、ホットはちみつレモンに。
角のない酸味の島レモンは、はちみつとベストマッチ!
リラックス気分を高めてくれます。
塩レモン
もちろん、島レモンでも万能調味料と言われる塩レモンを作れます。
塩レモンはレモンを塩につけて熟成させたもの。
お肉料理や鍋料理にプラスすると、普段の料理をワンランクアップした味わいにしてくれます。
- 島レモン 3個(約400g)
- 塩 40~80g (レモンの重さの10~20%の量)
- 蓋つきの保存用の瓶
- 瓶を煮沸消毒して乾燥させておく
- 島レモンをしっかり洗って水気をふき取る
- 島レモンを皮ごと適当な大きさに切る
- 瓶の中に、塩とレモンを交互に詰める(スプーンなどで押さえながら)
- 最上段に塩をかぶせ、瓶の蓋を閉める
- 冷暗所に置いて、1日1回よく振る
1週間以上かけて、レモンの液がとろりとしてきたら熟成完了です。
小さめに切っておくと熟成が早く進みますよ!
レモン酵素シロップ
最近身体に良いとじわりじわりと人気になっているのが、手作り酵素シロップ。
有機島レモンでもちろん作れます。
基本の作り方は塩レモンとほとんど同じ!
- 島レモン 3個(約400g)
- 砂糖 約400~440g (レモンと同量~1.1倍の量)
- 蓋つきの保存用の瓶
- 瓶を煮沸消毒して乾燥させておく
- 島レモンをしっかり洗って水気をふき取る
- 島レモンを皮ごと適当な大きさに切る
- 瓶の中に、砂糖とレモンを交互に詰める(スプーンなどで押さえながら)
- 冷暗所に置いて、1日1回全体をよくかき混ぜる
だいたい10日から2週間くらいで泡が出てきたら完成です。
自家製の酵素ドリンクが作れちゃいますね!
レモンピール
年明けに友達から大量にもらったレモン。果肉や果樹はケーキやレモネードにして美味しくいただいて、残りの皮を下処理して冷凍しといたので、レモンピールを作りました!#レモンピール pic.twitter.com/gvudIx5425
— まいち@LINEスタンプクリエイター (@2015_maichi) June 12, 2021
クセになる味わいと人気のレモンピール。
- 島レモン
- グラニュー糖(レモンの皮の量と同じくらい)
- 島レモンをしっかり洗って水気をふき取る
- 白い部分をつけすぎないようにしながら皮を縦に剥いて、細切りにする
- 鍋にたっぷりの水と島レモンの皮を入れて中火にかける
- 沸騰してから約1分茹でてお湯を切り、冷水に取る
- 「4」を3回繰り返す
- ざるにあけて水気をよく切る
- 鍋にレモン皮とグラニュー糖を入れ、時々混ぜながら中火で約10分煮詰める
- クッキングシートをしいた天板に広げ、グラニュー糖をまぶす
クッキングシートに広げた後、100℃のオーブンで約30分焼いてからグラニュー糖をまぶすと、より食感にこだわったしっとりこっくりな仕上がりになります。
(焦がさないようにだけ要注意!)
レモンジャム
もし島レモンが大量にゲット出来たら、レモンジャムにするのもいいですね!
- 島レモン 約3個
- グラニュー糖 (レモンと同じ量)
- 蓋つきの耐熱瓶
- 島レモンの皮を剥き、薄皮と種を取り除く
- 鍋に水を沸かし、島レモンの皮を2回ほどゆでこぼし水気を切る
- 鍋に薄皮と種を入れて約5分中火で煮る
- 「3」をざるで濾して煮汁を取り出す
- 鍋に「2」、「4」の煮汁、島レモンの果肉とグラニュー糖を入れて中火にかける
- 沸騰したら弱火にし、10~15分煮る
- 耐熱瓶に入れて粗熱が取れたら冷やす
たくさん作れたら小分けにして冷凍にしておくと、長期間保存できて便利です。
少ない材料で作れるレシピがたくさん!レモンって優秀ですね~!
貴重な国産島レモンをぜひ味わって
一般的なレモンとは見た目や味わいがちょっと異なる島レモン。
まろやかな酸味とやさしい甘味で、より食べやすいレモンです。
さらに国産の島レモンは輸入レモンと違って、防カビ剤などが使われていないことがほとんど。
なので安心して皮ごと食べたり料理に使うことができますね。
生産数が限られてなかなか市場に出回ることがないですが、もし見つけたら島レモンならではの味をぜひ楽しんでみてくださいね。
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