こんにちは、西表島に夫婦で移住したよせーです。
2022年2月に閉店となりました。
下記は旧情報です。
今回ご紹介したいのは、西表島西部の子午線カフェ(しごせんカフェ)!
私たち夫婦も住む祖納という集落にある「竹富町子午線ふれあい館」が2019年5月、カフェ&バーとしてオープンとなったお店です。
店主さんが祖納出身ということで、店内もグルメも西表島感たっぷり。
地元食材を使った食事やカフェメニューだけでなく、オリジナル雑貨や島土産も多いので、お土産ショッピングも楽しめます。
西表島好きにはぜひ訪れてほしい!子午線カフェについて、詳しくお伝えします。
西表島の子午線カフェって、どんなお店?
子午線カフェは、地元祖納出身の方が2019年にオープンしたカフェ&バー。
島食材のお料理はもちろん、イラストも得意な店主さんがカラフルかわいく西表島の動植物を描いて作った、オリジナル雑貨にも出会えるお店となっています。
子午線カフェの特徴をいくつかピックアップしてご紹介!
南国フルーツ100%のドリンクやスイーツを楽しめる
暑い西表島にぴったり!
凍らせたフルーツだけで作られた贅沢なスムージーやフルーツアイスが食べられます。
豪華にフルーツ100%!島の景色を眺めながら、冷え冷えスイーツを満喫できるのがいいですね。
西表島のご当地グルメが絶品
八重山そばやソーキそば、チャンプルー定食など島食材を使ったお料理を味わえます。
地元出身の店主さんが旬の食材を用いて作る料理は、季節限定、曜日限定のものも多々。
どんなメニューが待っているのか、ワクワクしながら訪れる楽しみもあります。
沖縄の伝統菓子もテイクアウトできますよ。
( >> 全メニューを今すぐ知りたい方はここからジャンプ。)
カフェオリジナルのかわいい雑貨や島土産が買える
子午線カフェは、イートインだけでなくかわいいお土産ショッピングを楽しめるのも嬉しいところ。
カフェオリジナルの雑貨や地元のおじぃおばぁたちが作ったお土産も充実しています。
どんなお土産が買えるのか?詳しいご紹介は後ほど☆
( >> 雑貨やお土産をすぐ知りたい方はここからジャンプ。)
集落の歴史や文化にも触れられる
子午線カフェには、カフェ&雑貨スペース以外に展示エリアがあります。
店主の方のオリジナリティあふれる空間で、西表島の自然や風土、歴史や文化を身近に感じられるのが魅力的なスペース。
こんな特大ヤシガニの標本や貝殻、祖納集落の伝統行事の写真なども見られます。
飲食コーナーのほうには、西表島やイリオモテヤマネコ関連の本も。
書籍の販売や貸し出しはありませんが、食事を待つ間や休憩にゆっくり楽しむことが可能です。
雨の日にも遊べる!体験教室も実施あり
子午線カフェでは、手作り体験も実施されています。
- 琉球菓子作り&ゆんたく時間
- フォトフレーム&マグネット製作
簡単にご紹介しますね。
琉球菓子作り&ゆんたく時間
- 体験料金:ひとり3,500円
- 所要時間:約2時間10分
- 含まれるもの:送迎、材料、道具、エプロン、ドリンク
琉球菓子作り体験では、沖縄の代表的なお菓子、カーサムーチーとタームパイなどの2品を作ります。
カーサムーチーとは、月桃が爽やかに香る蒸したお餅のスイーツ。
タームパイは田芋あんがしっとりおいしいサクサクのパイです。
季節によって、パイの具材は変わる可能性も。なかなかできない地元料理体験をぜひ!
フォトフレーム&マグネット作り
- 体験料金:ひとり3,000円
- 所要時間:約2時間10分
- 含まれるもの:送迎、材料、道具、エプロン、ドリンク、季節のおやつ
西表島のジャングルや海から、木の実や流木、シーグラスなどを使ってオリジナルのフォトフレームとマグネット(3個)を作ります。
小さいお子さんでもワイワイ楽しめるのが嬉しいポイントです。
そしてどちらの体験も、雨の日やお子さんのアクティビティに最適!
予約が空いていればすぐ体験可能とのことなので、気になる方はカフェでぜひ問い合わせてみてくださいね。
子午線カフェのメニュー公開!
お待ちかね、子午線カフェのお昼のメニューをご紹介です。
フードメニュー
レギュラーメニューは沖縄のソウルフード、ソーキそばと八重山そば。
訪問時まだメニューとして表示はありませんでしたが、ハンバーグ定食やチャンプルー定食などが日替わりで食べられたりします。
スイーツメニュー
西表島で採れた果物を使ったスイーツや、西表島祖納の伝統菓子などをラインナップ。
凍らせたフルーツ100%!添加物なしで作られた贅沢アイスや、
スムージーなどもあります。
なお、こちらのメニューや価格は2020年9月半ばに訪問した時点のものです。
店内と同じくメニューも変わる可能性があるので、実際に訪れるときの楽しみにしていてくださいね!
子午線カフェで味わったメニューがこちら
今回私たちが子午線カフェで食べたメニューを詳しくご紹介!
◆ソーキそば
沖縄に来たら食べずには帰れない!ソーキそば。
単品のソーキそばにはお漬物がセットです。
スープの塩加減が絶妙でとってもおいしかったです!大盛りをお願いしましたが完食でした。笑
◆ハンバーグ定食
曜日限定で出会える定食メニュー。
この日はハンバーグ定食をいただけました。
濃厚なチーズ&トマトソースの煮込みハンバーグは肉厚でとってもジューシー!
ハンバーグ好きとして、大満足な一品でした。
◆フルーツ100%アイス(写真は定食デザート)
定食にはデザートとして、果物やアイスがついてきます。
この日の定食デザートは、フルーツ100%アイスでした。
ドラゴンフルーツの爽やかですっきりとした味わいに、マンゴーの高級感あふれる甘さがベストマッチ。
ビビッドなピンクと黄色の鮮やかな色合いも、南国っぽさ満点ですね。
◆マンゴースムージー
西表島産のマンゴー100%で作られた、マンゴースムージー。
自然の甘さが濃厚濃密、トロッとして、とっても贅沢な飲みごたえでした。
マンゴー好きにはたまりません~!
◆タームパイ(田芋パイ)
よせーが個人的にとってもハマっているのが、こちらのタームパイ。
タームとは田芋のことで、親芋のまわりに多くの子芋がつくので、子孫繁栄の象徴とされてきました。
そのためタームパイは、古くから結納や結婚式などの祝膳料理に必ず登場する縁起のいいお菓子です。
外側はサックサクのパイ生地で、中はしっとり独特な粘りとやさしい甘さの田芋のあんが詰まっています。
とてもほっこりさせてくれる一品です。
私のお気に入り!お腹がいっぱいでも買って帰ってしまったほどです。笑
西表島の子午線カフェで買える!雑貨や島土産
子午線カフェには、ここでしか買えないかわいい雑貨や島土産がたくさん。
いろいろあるので全てご紹介はできませんが、中でもおすすめな雑貨・お土産を厳選してお伝えしていきます。
子午線カフェオリジナル雑貨
子午線カフェの店主さんは、ものすごく絵がお上手。
西表島の野生動物たちを、カラフル素敵なイラストにしたグッズが大好評です。
バッグやポーチに始まり、
こんなかわいいクッションや
Tシャツまで!
生き生きと描かれた西表島の動物たちが、とってもかわいいですね。
西表島在住、職人さんたちの手仕事品
子午線カフェには、地元のおじぃやおばぁが作る民芸品も並んでいます。
紅露工房(くうるこうぼう)という染織物工房の方が手染め、手織りしたスカーフや、
島で採れる草木を使って編まれたカゴなども。
ワクワクしながら気になる逸品を探してみて下さいね。
西表島産食材(お米や塩など)
こちらは祖納で収穫された赤米です。
西表島の米どころ、祖納集落で古くから大切に育てられてきたお米で古代米とも呼ばれ、白米に比べて栄養素が高い健康食。
食べ方は簡単、白米に混ぜて炊くだけです。
私たちもほぼ毎日、赤米入りご飯を食べています。おいしいですよー!
また、子午線カフェのある祖納集落から取水して製造されている西表島の塩ももちろん、購入できます。
タダでもらえちゃう!伝統行事はがき
子午線カフェではなんと、タダで伝統行事のはがきをもらうことができます!
はがきはすべて、祖納集落の伝統行事に関わるもの。
西表島西部で最も古い集落、祖納に訪れた旅の思い出に、気に入った1枚をぜひゲットしてくださいね。
西表島の子午線カフェ、営業時間やアクセスなど基本情報
子午線カフェの基本情報がこちらです。
店名 | 子午線カフェ(しごせんカフェ) |
定休日 | 月曜、火曜 |
営業時間 | [昼] 11時半~15時 [夜] bar営業はお休み中 |
住所 | 竹富町字西表921-2 |
電話番号 | 090-4989-4907 |
アクセス | 上原港から白浜方面へ車で約15分 |
支払方法 | 現金 |
タバコ | 禁煙 |
予約可否 | 可 |
駐車場 | 有 |
送迎有無 | |
URL | Facebook、Instagram、食べログ、Retty |
西表小中学校のグラウンド目の前にあります。
集落行事で営業日時が変わることも
子午線カフェのある祖納集落は、西表島西部で一番歴史ある集落。
長い伝統がゆえ、国の重要無形民俗文化財に指定されている節祭(しち)など年間行事が大変多く、そのスケジュールに応じてお店の営業日や営業時間が変わる場合があります。
そのため、子午線カフェに出かける前には電話で確認するほうが安心です。
特に夜のbar営業(現在はコロナ渦でお休み中)の場合は、必ず事前確認、事前予約してから行くようにしてくださいね。
西表島で起きがちな、夕食難民にならないためにも事前予約がおすすめです。
アクセス詳細
上原港から白浜方面へ、県道215号線をひたすらまっすぐ。
浦内川の大きな橋を渡った後しばらく行くと、与那田川にかかる小さな橋を越えます。
橋を渡り終わると左手側に、下記のような水色の建造物、「子午線モニュメント」が現れます。
子午線モニュメントは、東経123度45分6.789秒が通っていることを記念して作られたものです。
子午線カフェは、この子午線モニュメントのすぐ奥にあるお店です。
ちなみに、子午線モニュメントの手前には「ちくいざ」というお土産屋さんもあります。
駐車場はお店の横か前のスペースへ
子午線カフェの駐車場は、お店の前か入り口横。
広々と車約9台分以上の駐車スペースがあります。
ちなみに子午線カフェの入り口は、お店に向かって右側です。
店内座席はカウンター席とテーブル席
子午線カフェの店内、飲食スペースにはカウンター席とテーブル席があります。
珊瑚の壁がとっても素敵なカウンター席。
大小さまざまな貝殻も飾られていて雰囲気抜群です。
窓からの景色が開けていて奥には海も眺められるので、ついのんびりしてしまう居心地のいい席です~。
大人数やご家族でワイワイ楽しむなら、こちらのテーブル席。
テーブル席からも島の景色を広々と眺めることが可能です。
子午線カフェに行ってよかった!ポイントまとめ
東経123度45分6.789秒という稀有な場所に立地する、子午線カフェ。
地元民も愛する憩いのお店に、行ってよかった主なポイントはこちらです。
- 絶品地元グルメを味わえる
- カフェオリジナル雑貨がかわいい
- 飲食だけでなく、お土産散策や手作り体験も楽しめる
- 展示エリアが興味津々な品ばかり
- ゆったりした島の景色を見ながら、のんびり休憩できる
おいしい食事やスイーツを頂きながら地元土産を見られるお店は、実は西表島に多くありません。
子午線カフェは島で数少ない、グルメ欲もショッピング欲も叶えられる場所です。
ランチやカフェだけでなく素敵な雑貨探しや思い出作りに、子午線カフェを訪れてみてはいかがでしょうか。
▼ランチなら同じく祖納集落の稲ヌ島も▼