こんにちは、西表島に夫婦で移住した妻のほう、よせーです。
昔から沖縄は年に何度も非常に強い台風にみまわれてきました。
でも最近はルートが変化したのか、本州でも毎年「かつてない大きさの台風が上陸」といったニュースを耳にするほど、年々日本列島を訪れる台風は沖縄級の凄まじさになってきていますよね。
今後も確実にやってくる猛烈な台風。
その準備はできていますか?
建物などの改築や設備増強は簡単にできないものの、まずは自分自身で備えられる対応を!
ということで、今回は沖縄離島民である我が家が、台風に備えて常備しているものをご紹介します。
参考にしていただけたら嬉しいです。
台風による停電に備えて!常備の品10選
まずは猛烈な台風が到来したときに、最も起こりうる被害。
停電に備えて、常備している備品がこちらです。
- 大容量モバイルバッテリー
- 乾電池(単三と単四)
- 電池変換アダプター
- つるせる懐中電灯
- ランタン
- ヘッドライト
- クーラーボックス
- 保冷剤
- 充電式または電池式の扇風機
- カセットコンロ
おススメの品もあるので、ひとつずつ詳しくご紹介していきますね!
大容量モバイルバッテリー
沖縄離島住民のほとんどが持っているのでは?と思うのが、スマホやタブレット、WiFi充電に使える大容量モバイルバッテリーです。
西表島の電気は、石垣島から引いているので送電網が長いのが特徴。
そのため、停電のリスクが非常に高く、断線すると場所の特定や復旧までに時間を要してしまいます。
スマホ充電が切れてしまうと、情報が一切得られず助けも呼べず、一大事ですよね。
長時間の停電に可能な限り備えるために!
ぜひ何かしらの大容量モバイルバッテリーは持っておきましょう。
充電容量の目安は、家族が持っているスマホ台数以上!
私たちはスマホ2台(WiFi入れたら3台)で、約5.2台分充電可能なバッテリーを持っています。
Ankerのバッテリーは保証期間が18ヶ月もあるので、とても安心して使ってます!
乾電池(単三と単四)
停電時に使うことになる懐中電灯などの電池が切れていたら大変!
よく使われている単三電池と単四電池は、多めに常備しておくと安心です。
電池変換アダプター
大きい懐中電灯や防災無線は、単1や単2の乾電池が必要な場合も。
でも普段から単1電池や単2電池を用意しておくのは、使用頻度が低くてもったいない!!
そこで用意しておくと便利なのが、電池変換アダプター。
もともとの乾電池のサイズを大きく変えられる優れものです。
私たちは単3→単1のアダプターを持っています。お持ちの電気機器のサイズに合わせて購入してくださいね!
ちなみに、ダイソーなどの100均でも買えますよ~♬
つるせる懐中電灯(複数個!)
停電に備えて、懐中電灯は複数持っておきたいところ。
どんな懐中電灯でも構わないのですが、つるせる紐や引っかけられるフックがついているものをぜひ選んでください!
トイレやお風呂場、洗面台などで、懐中電灯を手に持っておくのが困難なためです。
停電でも使用するであろう場所に、1つずつつるしておけると便利ですよ!
ちなみに下記のパナソニックの懐中電灯は、つるせるだけでなく、防水という優れものなので、お風呂場や万一の浸水時も使えて安心です。
ランタン
家族が多いなどの理由で、懐中電灯よりも明るい灯りが欲しい場合にはランタンがあるといいでしょう。
リビングなど広い範囲の灯り確保に役立ちます!
下記GENTOSのLEDランタンは、コンパクトなのにパワフル!Ecoモードで約142時間使える上に、床に置くだけでなく、天井からつるしても使えます。
耐塵防水で、水にも浮く仕様というのがすごいです!
ヘッドライト
例えば戸建てに住んでいて、廊下や階段など移動が多い場合、ライトを持ち運ぶのは面倒かも?
そんなときには、ヘッドライトがあれば両手が空きつつ、自分の行くところを照らせるので便利です。
私たちの場合は、釣り用のヘッドライトを持っています!
以下のヘッドライトは、使い勝手が良いのに1,000円以下というお手頃価格が嬉しいモデルです。
全く同じモデルはAmazon限定商品!チェックしてみてくださ~い。
クーラーボックス
停電で最も困ることの1つが、冷蔵庫が冷えなくなってしまうこと。
中の食料品などを守るためにも、「停電になったら冷蔵庫・冷凍庫を開けない!」というのが沖縄での鉄則です。
特に冷蔵庫は電気が通っていなければ、保冷は長く続きません。
冷やしておきたい食料品や、停電中に必要な食べ物、飲み物はクーラーボックスに入れて冷たさをキープしましょう!
私たちは(これまた)釣りで使うクーラーボックスが、停電時に大活躍しています!
保冷剤
沖縄に来てから、保冷剤を多めにストックしておくようになりました。
停電時にクーラーボックスに入れるのはもちろん、冷蔵庫内の保冷のために使ったり、タオルで巻いて暑さをしのぐのに使ったり。
停電中に冷たい保冷剤はとても貴重です!
台風接近に備えて凍らせるように、多めに置いておくといいですよ。
扇風機(充電式または電池式)
停電時に困るのは冷蔵庫・冷凍庫だけではないですよね。
エアコンが使えない事態に備えて、暑さ対策も必須です!
あらかじめ充電しておける、または電池で動くタイプの扇風機を家族の人数や部屋数に応じて持っておきましょう!
特に、体温調整が苦手な乳幼児がいるご家庭は何台かあると安心ですね。
カセットコンロ
IHやガスコンロが停電で使えない場合のために、1つ持っておくと安心のカセットコンロ。
お湯を沸かすことができるので、レトルト食品を温めたり、カップ麺を作ったりと停電中の食事に何かと重宝します。
カセットガスが空になっていないかも、確認しておきましょう~!
こちらのイワタニのカセットコンロは、AmazonでベストセラーNo.1のカセットコンロ。
耐久性は高いのに、このボディの薄さでとっても嬉しい!
使わないときに置く場所を取らないので、助かっています。
台風の暴風大雨から我が家を守る!ために備えておきたいもの
自宅を守るために備えておきたいものは、最低この2つ。
- 防護ネットや養生テープ
- 新聞紙
防護ネットや養生テープ(雨戸が無い場合)
単なる暴風でガラス窓が割れることはありません。
ガラス窓が割れる原因は、暴風で飛ばされた飛散物です。
雨戸がある家の場合は雨戸を閉めればガラスを守れますが、ない場合がひと苦労!
雨戸の代わりに窓ガラスを守るためには防護ネットを。
ネットが張れない場合には、少なくとも養生テープを貼ってガラスの飛散を防ぎましょう!
そもそも養生テープ自体、強度があるのに剥がれやすいという特徴がありますが、台風防災用に特化した養生テープは、さらに強度があっていい感じです~。
新聞紙
風向きによって、猛烈な風や低気圧でドアや窓のすき間から、すごい勢いで雨水が入ってきたりします。
昔一度体験しましたが、恐怖でした。。
雨水の侵入を少しでも防げるように、すき間に折って入れ込める新聞紙が便利!
全てを古紙回収に出してしまわずに、少し自宅に置いておくと台風到来時に役立ちます。
万一の台風によるスマホ圏外に備えて!持っておきたいものはコレ
ラジオ(電池式や防災用)
2019年9月末の台風で竹富町では、スマホやインターネット、固定電話を含む電話回線が全く使えない圏外の状況に陥りました。
- 理由①:与那国島のケーブル切断(人為的ミス)
- 理由②:石垣島沖のケーブル断線(台風起因)
2つの原因が重なっての事態でしたが、猛烈な台風が襲った場合、今後どこで発生するか分かりません。
電池式のラジオまたは防災用ラジオを持っておくと、いざという時に情報を得られて安心できますよ。
このラジオは、防水、ソーラー充電可、スマホ充電も可能と、防災全般に頼もしい機能満載でした!
台風の停電と流通網寸断に備える!常備できる飲食料品
沖縄西表島の場合、台風前後は高速船が欠航となるのが当たり前。
停電時でも飲んだり食べたりできる食料品を買いだめしています。
- ペットボトルドリンク(水・お茶)
- 缶詰や非常食
- カップラーメン
本州でも流通網、交通網が寸断される可能性が大いにあるので、できるだけ備蓄しておけたらいいですね。
ペットボトルドリンク(水・お茶)
防災の備蓄品といえば!まず飲料水。
万一の断水に備えて、お風呂に水を溜めつつ、飲料用にペットボトルも用意しておきたいところです。
缶詰めや非常食
我が家はツナ缶、サバ缶、コーン缶などを常にストックしています。
普段食べなれないものを台風時に食べても美味しくないと思うので、回転備蓄(=日常的に使いながら、使った分だけ買い足して備蓄する)がおすすめです!
でも個人的には、缶詰めのパンとかも食べてみたいです。笑
加えて、台風以外の災害時にも安心な非常食も置いておくようにしています。
私たちのお気に入りは、IZAMESHI(イザメシ)の非常食セット。
パンやスイーツもあるので、停電時でも食事を楽しめちゃう非常食。
そして、非常食っておいしくないイメージや、食べる時にちょっと切ない気分になるイメージがあったんですが、この非常食は普通に食べておいしかったんです!
万一賞味期限が近づいても、普段の食事の一品としておいしく食べられるので、備えておくのに本当におすすめです。
カップラーメン
停電中でも、ガス(カセットコンロ)でお湯が作れれば食べられますし、最悪の場合、水でもなんとか作れます。
料理が面倒な週末の1食にもできるので、こちらも回転備蓄しておいたらいいですね。
台風の備え、100%安心はないけれど...
さまざまな事態を想定しだしたらキリがないのは事実です。
でも被害が起きないことを祈って、できるだけのことはしたいところ。
台風が近づいて急にすべて揃えるのは大変なので、日頃から少しずつ備えておくことをおすすめします。
ご紹介した沖縄離島住民の日常からの対策が、少しでもお役にたてたら嬉しいです。
私たちも台風に変に慣れることなく、今後もきちんと備えていきたいと思います。
\台風接近5日前から!沖縄離島住民の台風対策をまとめています。/
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