こんにちは、夫婦で西表島に移住した妻のほう、よせーです。
沖縄離島への移住を具体的に考えるとき、仕事、住居の次くらいに、
「引っ越し費用って、高い?どうしよう??」
と疑問や不安が生じるのではないでしょうか。
引っ越しについて、私たちもかなり頭を抱えました。
ただでさえ引っ越し先が西表島ということで、分からないことばかりだったのに、3月は引っ越しハイシーズン。おまけにレ○パレス問題もあり、需要と供給のアンバランスは最高潮!
引っ越し間に合うのか?!というピンチにも直面しました。
お金は抑えたい。けれど期日までに引っ越したい。
何とかなるだろうとのんびり構えていて、何ともなりそうにないピンチを迎えたけど、何とか成し遂げた(笑)私たちの経験をお話しします!
離島への引っ越し費用を抑えるには、まず断捨離!だけど…
輸送費を抑えるため、最初に断捨離は欠かせません。
やはり荷物を減らせれば減らせるだけ、運送費が安くなるからです。
モノの少ない生活でも大丈夫!という方は是非、どんどん整理して、身軽で引っ越ししましょう!
でも。。。
中には「断捨離は苦手~」という方もいますよね?
私たちもそのひとり。お互い趣味が多いこともあり、自他ともに認める断捨離ベタなふたりです。
加えて今回、断捨離できなかった大きな理由が、離島だから、西表島だから、必要なものがすぐ手に入らないということ!
今まではいつでもスーパーに行けて、必要なものを買えていましたが、離島に売っているものの種類は限られ、値段も少々割高になります。
そこで私たちの場合、最初から断捨離しすぎるのは断念。
まずは西表島での生活をハードル低くスタートするために、お気に入りのモノ達は持って来ることにしました。
結果、段ボール 63箱分!
お、多いですね...汗
でも、西表島に着いてから、「アレがない!」「コレがない!」というストレスを感じたり、「引っ越しした次の日に石垣島に行かなくちゃ!」といった事態は避けられました。
なので断捨離が苦手な方、もしかしたら離島ぐらしは向いているのかもしれません(笑)。
自分の出来る範囲で、無理なくモノを減らしましょう!
離島移住、引っ越し業者と費用の条件はかなり厳しい
離島への移住でまず心配するのが、引っ越し業者がどこまで運んでくれるかということです。
私たちも引っ越し前に、複数の引っ越し業者に西表島までの配送可否を問い合わせました。
結果、対応可能と回答してくれた引っ越し業者でさえ、下記のような条件が...。
- 輸送費:40万以上
- 石垣港までの輸送
- 石垣港以降の輸送費、輸送手段は対応不可
いや・・・、普通に考えて、無理じゃん?
どうやって大量の荷物を、住む場所もない石垣港で受け取れと?それでこのお値段??
引っ越しピークシーズンでなければ、もう少しサービスしてもらえたかもしれません。
でも、離島への引っ越しでは、きちんと離島側まで配達してくれる引っ越し業者かどうか、細かい条件まで確認すべし!!と初めて学びました。
特に一括見積の場合は、条件の違いについて、どうぞ気を付けて下さいね。
離島引っ越し費用を抑えるには、宅配業者を活用しよう!
費用や引渡しなどの条件が希望と合わず、引っ越し業者が不可になってしまった私たち。
こうなったら、宅配業者しかない!
ヤマト運輸とゆうパックに問合せたところ、どちらも集荷に来てくれるし、西表島のお家までも配達可能と判明しました。 やったぁ!
そして費用も、引っ越し業者にお願いするよりも大幅に抑えることができました。
私たちが調べた、ヤマトとゆうパックの特徴はこちら。
- 梱包資材の種類が豊富
- 宅急便不可の大きな荷物(3辺計200cmまで)は、ヤマト便として輸送可能
- ヤマト便の場合、30万円以上の荷物も輸送可能で、保険加入可
- 梱包について結構厳しく指摘(アドバイス)あり
- 輸送費用が割安
- 離島でも配達時間指定が可能
- 引っ越しピークシーズンでも問題なく大口を受けてくれた
上記を踏まえて、荷物の種類と個数を考慮し、メインをゆうパック、大型系をヤマト便で送ることに決めました。
- 液晶テレビ → ヤマト便 (テレビ用の梱包材を購入)
- 釣り竿 → ヤマト便 (ポスター用梱包材を加工)
- ワイン → ヤマト便 (ワイン用梱包箱を購入)
- 衣装ケース → ヤマト便 (プチプチと段ボールで梱包)
- 結婚祝いで貰った絵 → ヤマト便 (元々の梱包材を活用)
- その他生活用品全般 → ゆうパック
離島への引っ越し、節約の代償? 梱包は大変!
輸送手段を決めたら、実際の荷造りですね。
・引っ越し代を抑えるコツは、宅配業者の活用
・宅配業者の活用のコツは、梱包を頑張る!
これです。
引っ越し業者と異なり、宅配業者の場合、基本、梱包は送り主の自己責任です。
輸送に耐えうる段ボール箱をゲットして、プチプチを大量に買い込んで、頑張って梱包しましょ~!!
引っ越し費用に梱包代を含めても、ゆうパックは安かった!
最終的な、梱包材費用と輸送費用を合わせた金額は、、、
約18万円!
当初の引っ越し見積りの半分以下に抑えることが出来ました!
西表島ドアデリバリーで比較したら3分の1近くになるかも?
梱包を自分で頑張った分、梱包材費用はかさんでしまいましたが、大量に、しかも段ボール箱も大きかったと思うと、上出来ではと思います。
もう少し段ボールを無料調達できていたら、さらに節約できていたでしょうか...。
まぁ、仕方ない。地域おこし協力隊の着任日、決まってて時間なかったしね。
離島移住をお考えの方、梱包頑張れそうであれば、是非、ゆうパックを検討してみて下さい!
ちなみに今回の引っ越しは、冷蔵庫・洗濯機・車 を現地購入しました。
(なので、その分は上記費用に含んでいません。)
島での家電入手方法や、島への車輸送については下記の別記事にまとめていますので参考にしてみてくださいね。