西表島でのカヌーを2歳、3歳キッズは楽しめる?島在住子育て世代のてい家が実体験から詳しくご紹介!
こんにちは、西表島に移住して育児奮闘中のよせーです。
世界遺産の沖縄の離島、西表島を訪れたらその雄大な自然と触れ合わなくてはもったいない!
でも小さな子ども連れ旅行だと、実際にどんなアウトドアアクティビティなら楽しめるのか、少し心配もありますよね。
今回は西表島で大人気のアクティビティの1つ、カヌーについて大検証!
2歳・3歳の子ども連れでも西表島のカヌーを楽しめるのか?
3歳我が子と初めてカヌーツアーに参加してきたので、実体験をもとに詳しくお伝えしていきます。
旅行計画の参考になれば嬉しいです!
\西表島島内の自由散策に必須!/
以下のレンタカー予約サイトは、西表島の扱いがあります。
3歳で楽しめた!西表島でのカヌー体験談
我が家のちびっ子は生後3ヶ月から西表島で暮らしています。
けれど親である私たちが何かとぱたぱたしてしまっていたり、本人が「海に入るより砂遊び!」派だったりで3歳になっても海遊びはほぼしてきませんでした。(ちょと後悔も^^;)
ということで、おそらく海遊びレベルは都会育ちの子達とほとんど変わらない我が家ちびっ子。
3歳を過ぎたのでそろそろどうかな?と2024年春にカヌーを初体験してみました。
結論からお伝えすると、3歳での初めてのカヌーは、90%以上楽しめてすごく良い経験になりました!!
本人もまた乗りたいと言っているので経験させてみて良かったです!
はて、「90%以上楽しめたとは??」と思った方、我が家のケースをツアー当日の流れに沿って下記に正直にお伝えしていきますね。^^
意気揚々と着替え&準備完了!
乗り物全般が大大大好きな我が家ちびっ子。
ツアー予約前にカヌーに乗ってみる?と聞いた時から「のるー!!」と興味津々でした。
とはいえ気の変わりやすいお年頃。
当日乗ってくれるか分からない!と親として少し心配も感じていたので、ツアー当日まで毎日少しずつYouTubeでカヌー動画を見せて予習をしてみたり。
その甲斐あってか、当日は水遊び用の服装にすんなり着替えてくれて(長袖は着てくれなかったけど)「カヌーに乗るぞ〜!」とノリノリで家を後にしました。
カヌー乗り場にてしっかり水分補給!
親2人がパドルの漕ぎ方を習っていると、⚪︎⚪︎もやるー!とパドルを持ち上げえっほえっほ。
段差を利用した漕ぎ練は完璧!
準備万端、やる気満々でカヌーに乗り込みました。
カヌーからの景色にワクワク!
浦内川でのカヌーは、潮の流れと風の強さで漕ぐのが大変かどうかが変わってくるものの、波は穏やか。
とはいえ水面に浮いているのでやっぱり揺れはするのですが、幸い揺れを恐がることは一切ありませんでした。(ほ!)
「おさかなみたいな〜!」「さめいるかな〜?」とニコニコ楽しんでいる様子。
(時々サメが上がって来ることがあるんですって。ビックリ!)
さっすが子どもの扱いに慣れたやまねこキッズのきえさん。
カヌー上でも楽しめるようにと貸してくれた網を片手にウキウキ。
マングローブに近づいたらカニを取ってもらって眺めてみたり、ちょっと自分で漕いでみたり。
きえさんに教えてもらって鳥や蝶なども首を伸ばして一生懸命探していました。
日常と違う体験にキラキラお目めでした!(←親として嬉しいところ♬)
浦内川の支流奥深くに進んでいくとこんな構造物も見られました。
西表島のジャングルを間近に感じられるカヌーツアーはまさに非日常なんだなぁと改めて感じられ、島に住んでいても心から楽しかったです。
親のほうがテンション上がってたシーンも多々ありました!笑
予想外のトラブルはまさかの・・・!
そんな感じにカヌーから見える大自然の景色を存分に楽しんでいたのですが、そろそろ折り返しという所まで来た時に事件は発生!
「うしろにいきたーい!」
「うしろいくーー!!!」
「もうおりるー!!」
なんと我が家ちびっ子は、カヌーの上にただ座っている状況に飽きてしまったようでした。汗
いやまだ川の途中だし、カヌーの上で場所替えとか無理だし!どうしよう!?と焦った焦った!!
しかしそこはちびっ子の扱いはお手のもの!のガイドのきえさん。
サササッと「おやつあるよ~!食べる~?」と必殺お菓子作戦を繰り出してくださり、「食べる~!(モグモグモグ♡)」とコロッと収まり事なきを得ました。
飽きてしまったのは盲点でした。
私たち自身もおやつを用意しておけばよかった!と学びましたね。笑
そうしておやつのおかわりを何度かおねだりしながら折り返し、スタート地点へ無事帰還。
そこからもう少し下って、今度はカヌーを降りて干潟散策タイムです。
干潟の生き物に興味津々!
浦内川は生き物の宝庫!
干潟散策では水辺に住む生き物を見つけて間近に観察したり触ってみたりすることができます。
例えばこの写真ですくっている土は、大量のコメツキガニが隠れた土。
少しずつ土を流していくと「ちいさいカニたくさーん!」と驚き嬉しそう。
持ってみる?触ってみる?と聞くと「イヤ!!」と言われてしまったのですが(笑)、それでもじ~っと見つめてとても興味深そうでした。
初めて見る生き物との遭遇を彼なりに楽しんでいたみたいです!
他にも、トントンミーを探して追いかけたり、水たまりに残った小魚を探してみたり。
貸切ツアーの醍醐味で、干潟デビューをマイペースに楽しむことができました。
最後はもう一度カヌーに乗って帰り道。
今度は父親の膝に座って「おか~しゃんばんがって(頑張って)~!」とニコニコ応援してくれながら半日カヌーツアーを終えました。
岸に上がった後、「またカヌーのりたいなぁ」と呟く息子に「また行こう」と即答!とてもいい経験だったと思います!
我が家3歳ちびっ子は途中に飽きてしまうアクシデントもありましたが、総じてとっても楽しんでもらうことができました!
2歳3歳でも大丈夫?西表島でのカヌーの特徴は?
ちょっとしたハプニングもありながら、我が家の3歳児もとっても楽しめたカヌー体験。
西表島のカヌーの特徴をまとめておきます。
リバーカヌー(リバーカヤック)とシーカヤックがある
西表島でのカヌーは、海と川どちらでも体験できます。
でも子連れ旅行でおすすめなのは断然、海より川、リバーカヤック(カヌー)!
海だと日差しからの逃げ場がなく、またどうしても長距離を漕ぐことになってしまうので子どもの急なアレコレに対応するのが難しくなってしまうからです。
その点、川でのカヌーはマングローブの木陰があったり生き物を間近に見られたり、万一の時には川岸や干潟を頼れたりします。
無理せず安心安全にカヌーを楽しみたいですよね!
もちろん、どの川でカヌーするかによっても特徴があると思うので、より詳細に確認したい方は事前にガイドさんに聞いておくといいですね。
日差しが強い
西表島の日差し(紫外線)は舐めたら大惨事となりかねないほど、強烈な強さです。
そのため、2、3歳キッズのアウトドアアクティビティにも日焼け止めは必須アイテム!
大人用と子ども用の日焼け止めは成分が異なるので、必ず子ども用の日焼け止めをゲットして来島してくださいね!
人気エリアは大混雑も
観光シーズン真っ只中の時期になると、西表島でも人気観光スポットは大混雑になったりします。
その1つが西表島で最も有名な滝の1つ、ピナイサーラの滝です。
ピナイサーラの滝はカヌーとトレッキング、そして滝壺遊びというジャングル遊びのメイン処をギュッと全て楽しめる場所として観光客の方に1番人気の滝と言える場所なのですが、その分、行きたい人が多くなってしまいがち。
ハイシーズンには川面にカヌーがズラリと並んで順番待ち、なんてことも実際に起きてしまっています。
そういった混雑した川は小さな子ども連れ旅行には全く不向き!
有名でなくてもゆったり大自然を楽しめる川は他にもあるので、ネイチャーガイドの方に相談して行き先を決めることがおすすめです。
ガイドさんに相談する際には、川や滝の名前でなく、子どもにどんな経験をしてもらいたいのか、を考えて伝えるといいと思います!
西表島、2歳3歳がカヌーを楽しめる場所は?
西表島で2歳、3歳~カヌーが楽しめる主な場所は次の通り。
- 浦内川(西表西部)
- 仲間川(西表東部)
西表島の二大河川ですー!
上記の大きな川は支流も複数あったりします。
また、ネイチャーガイドさんのツアーに参加すれば、お子さんの状況や希望、当日の天候などを考慮しながら上記以外の場所の提案もしてくれるはず。
やはり、どんな経験をしたいか、どんな時間を過ごしたいかを相談して行き先を決めるのがおすすめですよ~!
2歳3歳でも安全に楽しむ!西表島でのカヌー注意点まとめ
西表島でのカヌーを2、3歳でも存分に楽しむために!
注意したいポイントをまとめてみました。
- 子どもの扱いに慣れたガイドさんにお願いする
- 子どもの成長段階や行動パターンを考慮してツアー先を相談する
- 子どもの興味に最大限合わせてくれる貸切ツアーが◎
- レンタル出来ないものを確認しておく
- 日焼け対策と水分補給を万全に
ひとつずつ詳しくお伝えしていきますね。
子どもの扱いに慣れたガイドさんにお願いすること
2歳、3歳など小さな子ども連れでアウトドアアクティビティを楽しみたい場合、私たちが考える最も大切なことは子どもの扱いと万一の時の対応に慣れたガイドさんにお願いすることです。
というのも、幼い子ども達の思考・行動パターンはだいたいいつも大人の斜め上を行くもの。
予定調和に留まることはなく、奇想天外、想定外で大忙し!が当たり前なのが子どもの世界です(少なくとも私たちは日々そう感じています笑)。
ましてや慣れない西表島の大自然の中。
急な心変わり、予期せぬハプニングやアクシデントが起こっても、慣れたものだよ~とどーんと構えて対応してくれて、それでも子どもが楽しめるように準備し提案してくれるガイドさんの存在が有難くなること間違いなし!
ガイドさんを探すときには、ホームページなどで何歳以上を対象としているかを確認したり、子連れツアーの実施記録をチェックしたりして選ぶといいですよ。
ちなみに今回私たちがお世話になった「やまねこキッズ」のきえさんは、0歳ベビーからのツアーを長年実施されているベテランママガイドさん。
子どもツアーでのハプニング対応はもちろん、子どもの興味を惹いたり逆に合わせたりと子ども目線にカスタマイズしながらツアーしてくださるので親子で心から楽しむことができました!
小さな子ども連れでも安心してお任せできるガイドさんにお願いすれば、西表島旅行成功間違いなし!
成長段階や行動パターンを考慮してツアー先を決めること
西表島の旅行ガイド本などを見たら、ピナイサーラの滝やマリュドゥの滝、カンピレーの滝などなど、行ってみたい滝や川などの名前がたくさん出てくると思います。
でも私が思うのは、小さな子ども連れの場合は「〇〇の滝に行きたい!」と目的地ありきでツアーを探すのは待ってほしいということ。
そういった有名な滝は実はカヌーやトレッキングの時間が長かったり、アップダウンが激しい場所にあったり滑りやすい獣道ばかりだったりと、子どもの年齢によってはかなりハードになってしまいがちなんです。
有名な滝は子どもが大きくなってからまた来たらいい!
名のある滝や川じゃなくたって、子どもがキラキラ目を輝かせるツアー先が西表島にはいっぱいあります。
それよりも、「滝遊びをさせてあげたい」「生き物が好きだから沢山見える場所がいい」「カヌーに乗せたい」など、子供の成長段階や行動パターンから挑戦させてあげたいこと、体験させてあげたいこと、きっと没頭して楽しめるだろうことを考えるのがおすすめです。
子どもの最大限の笑顔を引き出せる目的地がいいですよね!
興味に最大限合わせてくれる貸切ツアーが◎
子どもの成長段階や興味はひとりひとり全く異なるもの。
そしてせっかくの大自然なのに、団体行動について行けなくてあたふたするのは子どもにも親にもストレスでしょう。
そのため、特に小さな子ども連れの場合は家族貸切ツアーがベストです。
ツアーの目的地も時間配分も、子どもを主役に臨機応変に対応してもらえるので、その場その場の「楽しい!」「やりたい!やってみたい!」「もっと知りたい!」にちゃんと寄り添えるのが最大の魅力。
充実した自然体験になりやすいのが貸切ツアーです。
私たちも3歳息子と貸切ツアーにして心から大満足でした~!
レンタル出来ないものを確認しておく
小さな子ども連れ旅の持ち物で気を付けたいのは、やっぱり子どもに必要な物。
キッズサイズのマリンシューズやシュノーケリングベストなど、お願いするツアーガイドさんにレンタル可能かどうか事前に確認しておくと安心です。
私たちの場合は、「やまねこキッズ」のきえさんに事前に子どもの足サイズを伝えてマリンシューズレンタルをおねがいしていました。
(シュノーケリングベストは自前のがあったので今回はお借りせず。あ、他に防水バッグをお借りしました!)
ちなみに写真にある帽子・水着・ラッシュガードと水筒(と日焼け止め)は持参品です。
ガイドさんによって変わってくるので、事前確認をお忘れなく!
日焼け対策と水分補給を万全に
いよいよツアー当日、とっても良いお天気に恵まれたら特に気を付けてもらいたいのが、日焼け対策と水分補給です。
子どもの肌は大人より紫外線に弱いし、熱中していると自ら水分不足に気づかないことがしばしば。
子ども用の日焼け止めを出発前にバッチリ塗って、ツアー中はこまめに水分をとって楽しんでくださいね!
2歳3歳でも!子どもに合わせたツアーで西表島カヌーを楽しんで
以上、私たちの3歳ちっび子との初カヌーツアーをもとに、2歳・3歳など小さな子連れ西表島カヌーについてご紹介しました。
ツアーのイメージ思い浮かべられたでしょうか?
西表島での小さな子連れアクティビティは、子どもの扱いに長けたガイドさんの貸切ツアーを選べば、もうほぼ成功といって間違いなし!笑
興味に合わせたツアーでキラキラお目目や笑顔を逃さず、家族の素敵な思い出を西表島で作ってくださいね!
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