西表島に移住した、てい家夫婦の妻のほう、よせーです。
沖縄って、泡盛を回し飲んだりとか、お酒をものすごくたくさん飲むイメージがありませんか?
「沖縄に住んでる人って、みんなお酒強いの?」
「お酒が飲めないと地域でやっていけない?」
私もそういう不安でいっぱいでした。
移住して分かったことは、、、
大丈夫です!お酒が飲めなくても楽しく暮らせますよ!
ということ。
お酒の飲めないよせーが、西表島のお酒と飲み会の実情をお話しします☆
西表島島民、お酒が飲めない人は...少ない
沖縄離島の西表島。
正直なところ、お酒を飲めない人は少ないです。
割合をあえて言うなら、7割くらいの方がお酒好きではないかという感覚。
「台風が来たら何してるんですか?」の質問に、「ひたすら酒を飲んで寝る」という回答が出るくらいです。
ただ酒好きが多いといえば簡単ですが、 西表島を含め沖縄の場合、背景はもっと生活に密着した理由なんじゃないかなと感じています。
親しい間柄でお酒を交わして、労をねぎらったりしながら楽しむのが好き。
そしてそういう場を幼い頃から見て育てば、お酒=楽しいイメージで、お酒好きになる。
カラオケもボーリングもない島で、みんなでワイワイ楽しく過ごせる娯楽の1つがお酒なのでしょう。
西表島の飲み会などでは、どんなお酒が飲まれてる?
西表島で皆さんが飲んでいるお酒は、よく見る順に
- 発泡酒
- 缶ビール
- 泡盛
- 缶チューハイ
という感じです。
居酒屋では生ビールも飲まれているものの、全体としては圧倒的に、缶の発泡酒やビールがよく飲まれています。
飲み会もあるけど、西表島では”公民館飲み”が日常風景
缶のお酒がよく飲まれている大きな理由の1つが、「地域行事の後にお酒を飲む」からです。
地域の集まりはたいてい、お店ではなく公民館で行われます。
公民館にはクーラーボックスが複数常備してあって、氷とともにお酒やソフトドリンクがたくさん!
クーラーボックスで一気にたくさん冷やしておけるのが、缶のドリンクというわけです。
地域の集まりがあったり地域行事の後の打ち上げ(「ぶがり直し(=疲れ直し)」といいます)は、各自クーラーボックスから飲みたいお酒やドリンクを取って飲むのが通例です。
公民館飲みの頻度は?
集まる頻度は集落によって異なり、地域行事の数に比例。地域行事が多いだけ集まる回数が増えるので、必然的に島民が集まって飲む日も多くなります。
私たちの住んでいる祖納集落は、西表島で最も古く、地域行事が多いと有名な集落。
そのため元からの島民の方や、公民館役員など一部の方々は、多いときは週5~6日(!!)飲まれてるみたいです。
でも私たちの参加はというと、少ないと月1回、多くても週2回くらいのイメージです。
意外に少なくないですか?
地域の飲み会に行かなくても大丈夫?
地域行事の後のぶがり直しも、地域行事自体も、強制参加ではありません。
なので都合が悪ければ、参加できなくても大丈夫です!
来れるときに来てくれたら~と言ってくださっていて、うわべではないので安心してください。
とはいえ、離島で小さな集落なので、コミュニケーションがとても大切。
さらに移住者としては、助けてもらったり教えてもらうことばかりの日々。
そのため、飲めなくてもOKなので可能なときには顔を出して、地域の方々と仲良くなっていくといいですよ。
飲み会は、お酒を飲みたい人が飲みたいだけ飲む!のが西表島流
それだけ地域の飲み会があるのに、飲めなくて本当に大丈夫なの?と不安に思われた方もいるかもしれません。
でも無理に飲め~!といわれたことは全くないです。
飲まないと村八分!ということもありません。
「飲めないの~?残念!」とか「今度飲もうね♡」と親しみを込めていっていただくことはありますが、だからといって飲まなくて大丈夫。
お酒が好きな方は、飲みの場が楽しくて好きなので、好意で誘ってくださっています。
でも飲んでいるのは基本的に、缶のお酒。
自分でクーラーボックスから取ってきて飲むので、何をどれだけ飲むかは自分のペースで決めたらOKです。
ということで、飲みの場にいても、飲めないよせーはソフトドリンクばかりです。
あきひこは飲むのが好きなタイプなので、飲みたいときは飲みますが、休肝日にしたい日は飲まずに会話を楽しんでいますよ。
お酒が飲めない場合も、飲まない飲みニケーションを大切に
大切なことは、飲めることよりも、地域の皆さんと仲良くなりたいという気持ち。
可能なときにはできるだけ地域の集まりに顔を出し、作業に参加して、ぶがり直しの席で楽しく会話する。
そんな時間を重ねていくことが、飲める飲めないにかかわらず、地域の一員として受け入れてもらえることに繋がっていきます。
沖縄好きの飲めない方!私も飲めないけど楽しく暮らしていますので、安心してくださいね。