こんにちは、夫婦で西表島に移住した妻のほう、よせーです。
日々暮らしていて、あるいは、旅先でふと、「現金がない!」と焦って金融機関やATMを探したことはありませんか?
昨今ネットバンキングやオンライン決済が一般的になってきたとはいえ、日常生活を考えると、日本はまだまだ現金決済が多いですよね。
離島はもちろんその筆頭。
「西表島でもお金引き出せるよね?」
「ATMはどこにある?」
という疑問にお答えします。
ご安心を、西表島でも現金引き出しできます
日本の最西端に近く、島の9割をジャングルが占める西表島。
けれど安心して下さい!ちゃんと現金の引き出しは可能です。
とはいえ、島内にある金融機関は非常に限られており、銀行はありません。
島内の金融機関は、郵便局のみ
西表島、島内唯一の金融機関が郵便局です。
銀行はないので、もし移住されてくる場合は郵便局の口座を作って、お金を移しておくことをおすすめします。
ちなみにネットバンクを使われていて、「郵便局ATMから引き出しするから大丈夫」という方も、特に西表島島内で就職する場合は、給与口座にネットバンクを指定できるかどうか確認しておく方がいいですよ~!
郵便局のロケーションは西部地区と東部地区、それぞれに1カ所ずつ。
島民全員がお世話になっています!
西表島郵便局
「西表島郵便局」という名の郵便局は、西表島の西部地区、祖納という集落にあります。
- 住所:沖縄県八重山郡竹富町西表628
- 電話:0980-85-6342
平日 | 土日祝 | |
郵便窓口 | 9:00~17:00 | - |
貯金窓口 | 9:00~16:00 | - |
保険窓口 | 9:00~16:00 | - |
ATM | 8:45~19:00 | 9:00~17:00 |
アクセスは、上原港から白浜方面に向かって、県道215号線をひたすらまっすぐ!およそ20分ほどの距離です。
西表大原郵便局
もう1つの郵便局が、西表島の東部、大原という集落にある「西表大原郵便局」です。
こちらは東部の玄関口、大原港から大通りに出てすぐのところにありますよ。
- 住所:沖縄県八重山郡竹富町南風見201-117
- 電話:0980-85-5342
平日 | 土日祝 | |
郵便窓口 | 9:00~17:00 | - |
貯金窓口 | 9:00~16:00 | - |
保険窓口 | 9:00~16:00 | - |
ATM | 8:45~18:00 | 9:00~17:00 |
西部の西表島郵便局と窓口の営業時間は同じですが、なんと、ATMの平日営業時間は1時間短くなっています。
この微妙な違い…。笑 西部の方が東部より人口が多く、観光客も多い為かと思いますが、ちょっと面白いですね。
西表島島内、ATMは全部で2カ所
金融機関が限られる分、ATMは何カ所か、、、と思いきや、西表島島内のATMも2カ所だけとなっています。
そして、ATMのある場所は、、、郵便局です!
- ATM1台目:西表島郵便局(西部)
- ATM2台目:西表大原郵便局(東部)
ということで、現金が必要な時にはいずれにせよ、上記でご案内済みの郵便局まで行くことになります。
本当は港のターミナルや、商店にもあったらさらに便利なんですけどね...。
でも管理することを考えると、「誰がお金を運ぶのか?」「万一のとき誰が対応するのか?」などなど課題が思い浮かんでくるので、きっと今後も実現は難しいんだろうなと感じます。
西表島でお金が必要になったら、窓口でもATMでも、郵便局へGO!の一択です。覚えやすいですよ、ね?笑
西表島の郵便局、ATMの引き出し手数料は?
安心してください!ATMの離島割増料金などはなく、全国の郵便局と手数料の金額は同じです。
キャッシュカードによる通常貯金の預入・払戻しの手数料は、曜日・時間帯に関わらず無料!!
つまり、日曜にATMからお金をおろしても手数料ゼロです。
これ、平日に働いている身としては、地味に結構嬉しいんですよね~♬
ちなみに、竹富町にはATMがない島もあります
八重山諸島、石垣島以外の8つの有人島を有する竹富町。
どの島でも暮らしがあるので金融機関は重要ながら、調べてみると、ATMがない島もあることが分かりました!
- 由布島 … 郵便局もなし
- 新城島 … 郵便局もなし
- 鳩間島 … 簡易郵便局あり、ATMなし
島全体が亜熱帯植物園で住所としては西表島になっている由布島と、島民が約10人ほどの新城島を除き、驚きだったのが鳩間島。
簡易郵便局はあり、窓口業務は行われているのですが、ATMはないのです。
鳩間島の島民約60人なので、窓口での対応だけで問題なし!という感じなんでしょうかね。
夏場にはアイスクリームが売っていると噂の鳩間郵便局。
近いうちに行ってみたいなぁと思うばかりです。
少々話がずれましたが(笑)、西表島の金融機関事情をお届けしました~!
移住の際には郵貯口座を、観光の際には余裕を持った現金をお持ち頂ければと思います。
そして万一のときは、島民の頼れる郵便局に来て、島の暮らしの雰囲気を感じてみてくださいね。