「35コーヒー」ってご存じですか?
そのまま「サンゴコーヒー」と読みたくなりますが、正しい読み方は「スリーファイブコーヒー」。
とはいえ、沖縄のきれいな海に生息する「サンゴ」がしっかり関係していて、なんとサンゴで焙煎されたコーヒーなんです!
サンゴで焙煎ってどゆこと?おいしいの?
気になりますよね!?
私たちもずっと気になっていたので、今回、実際に35コーヒーを買って飲んでみることにしました。
35コーヒー、ネット通販で購入できましたよ!
沖縄でしか作れない35コーヒー。
気になる謎と味わいについて、詳しく実飲レビューします。
35コーヒーはどんなコーヒー?通販で買える?
35コーヒーの販売元情報は、こちらです。
販売元 | ソーエイドー株式会社 |
ブランド名 | 35 COFFEE(スリーファイブコーヒー) |
直営店 | 沖縄本島に8店舗 |
問い合わせ | 0120-70-8930(本社・月~金 9時~18時) |
URL | 公式HP |
35コーヒーのコンセプトは、「サンゴから生まれたサンゴを育てるコーヒー」。
地球温暖化や環境汚染で減りゆくサンゴを危惧して、未来の子供たちに美しい沖縄の海を残していくために生まれました。
サンゴから生まれたサンゴを育てるコーヒーとは?
35コーヒーは、サンゴを使って作られます。
具体的には、風化したサンゴ(死んでしまったサンゴ)を200℃以上まで熱してコーヒーの生豆を焙煎しています。
石焼焙煎に似た方法!サンゴでもできるとは驚きですね!
サンゴ熱で低温からじっくり。
時間をかけて焼き上げることで、酸味が少なくコーヒー豆の豊かな香りとまろやかな美味しさを生み出しているとのことです。
サンゴは熱源のほうで、コーヒーには入っていないんですね。
そしてこのようにサンゴで作ったコーヒー豆やコーヒーパウダーを販売。
売上金のうち3.5%を、ベビーサンゴを移植するプロジェクトに使って沖縄のサンゴの海を未来の子供たちに残す活動をされています。
サンゴ焙煎ができるのは、沖縄県内のみ
サンゴは、風化しているものであっても、沖縄県外への持ち出しが法律で禁止されています。
そのため、沖縄県外でサンゴ焙煎を行うことはできません。
ゆえにサンゴ焙煎は、沖縄県内でしかできない焙煎方法。
35コーヒーでは、白化してしまったサンゴを焙煎に再利用されています。
焙煎前後のサンゴの色に見立てて、ロゴが白黒モノトーンになっているそうです。
35コーヒーの通販と販売店情報
35コーヒーの公式オンラインショップは、2019年2月に閉鎖されています。
その後再開されていないので、現在も公式オンラインショップでのネット販売はありません。
では、実店舗でしか買えないのか?というと、そんなことはありません。
楽天・Yahoo!・Amazonといった通販サイトで購入可能となっています。
ちなみに私が調べた時点では、35コーヒーを扱う販売店が最も多いのは楽天でした。
3袋セットを楽天で購入しましたー!
35コーヒーの商品ラインナップ
35コーヒーには、3種類のブレンドがあります。
- アイランドブレンド
- J.F.K ブレンド
- アイランドスペシャル
どれもサンゴ焙煎されたブレンドです。
アイランドブレンド
35コーヒーの最もベーシックな味わいが、アイランドブレンド。
香りに厚みがあり、まろやかな苦味と口当たりが特徴です。
毎日でも飲める飲みやすさを追求して、クセがなくさっぱりした後味に仕上げられています。
ホットコーヒーで飲むのがおすすめなブレンドなんだとか。
商品展開は、豆のまま(ビーンズ)と中細挽きの粉(パウダー)の2パターンです。
J.F.Kブレンド
J.F.Kブレンドは、Japan Faith Kindnessの頭文字。
日本の誠実さや思いやり・やさしさという意味で、いわゆる“日本のおもてなしの精神”を表しています。
アイランドブレンドが沖縄県限定販売なのに対し、J.F.Kブレンドは県外や海外でも販売してほしいという声に応える形で作られたブレンドとのことです。
だから、"おもてなし"なんですね!
J.F.Kブレンドの味わいは、アイランドブレンドと対照的。
深煎りタイプで、少し濃いめの味わいの中に甘みがありながら苦みのパンチを効かせています。
こちらも、豆(ビーンズ)と中細挽き粉(パウダー)の2種類があります。
\かわいい紅型パッケージも!/
アイランドスペシャル
2020年3月から発売開始となった新ブレンドが「アイランドスペシャル」。
ホットでもアイスでもおいしく飲めるように作られたブレンドです。
深煎りで、苦味が強めなのが特徴的。
酸味は抑えられていて深みのある味わいになっています。
アイランドスペシャルは豆と粉だけでなく、ドリップテトラバッグも展開。より手頃に飲めるようになってます。
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35コーヒーを通販で購入!実飲レビュー
35コーヒーのアイランドブレンド、J.F.Kブレンド、アイランドスペシャルの3種類を1袋ずつ購入してみました。
ひとつずつしっかり感想をお伝えしていきます。
アイランドブレンドのレビュー
きれいな明るい茶褐色のコーヒー豆。
明確な表記は見つかりませんでしたが、ミディアムロースト(中煎り)くらいかなと感じます。
クリスピーで、カリカリそのまま食べたくなるような香り!
カフェラテにしたら、クセがないのでとても軽やかな味わいでした。
なので、シンプルにアメリカンコーヒーで飲むのもおいしそう。
35コーヒーではホットで飲むことがおすすめとありましたが、エスプレッソ抽出した後、牛乳を加えてアイスラテにしてもすっきり飲めておいしかったです!
J.F.Kブレンドのレビュー
コーヒー豆は、アイランドブレンドよりも濃い茶褐色。
公式には深煎りと書いてありますが、個人的にはハイロースト(中煎り)からシティロースト(中深煎り)くらいかなぁと感じました。
独特なスパイシーな香りが印象的!
アイランドブレンドを万人受けとするなら、JFKブレンドは個性派なイメージ。
私たちは相変わらずカフェラテにして飲むのですが(笑)、甘味の後に苦味がほどよい味わいでした。
アイランドスペシャルのレビュー
開けてびっくり!!
最も焙煎度が深いイタリアンローストのつやつやテカテカ感!
黒光りするコーヒー豆が色っぽく感じられるのが、アイランドスペシャルです。
想像以上に深煎りで驚きました!
とても香ばしい香りに、おいしい苦味がクセになる感じ。
とはいえ苦すぎず、上品でまろやかな苦味でした。
苦いコーヒーはちょっと苦手なのですが、アイランドスペシャルの苦味はやわらかくて美味しかったです!
ストレート好きな方なら、エスプレッソで飲むのがおすすめ。
でもミルクとの相性もバッチリなので、ホットでもアイスでもミルクたっぷりのカフェラテにして飲むのもおいしいです。
飲み比べの結果
3種類を飲んでみた結果、それぞれ味わいが異なることが実感できました!
個人的には、
- すっきり飲みたいとき → アイランドブレンド
- ちょっと気分を変えたいとき → J.F.Kブレンド
- まったりのんびりしたいとき → アイランドスペシャル
という感じで、気分に合わせてコーヒーを選んで、カフェタイムをさらに楽しめそうだなぁとワクワクしています。
賞味期限は3か月あるので、酸化しないように気をつけてじっくり味わう予定です~!
毎日のコーヒーでサンゴを救える!35コーヒー
沖縄でしか作れない、サンゴで焙煎する35コーヒー。
美しい海とサンゴを守り、未来へつないでいくために沖縄の企業が情熱をもって作っているコーヒーブランドです。
毎日飲む1杯のコーヒーが、沖縄のきれいな海とそこに住む生き物たちを守る手助けになると思うと、なんだかよりおいしく感じられる気がします。
沖縄限定ですがネット通販で取り扱いされているので、興味のある方は試してみてくださいね。
沖縄の海を感じながら味わってもらえたらと思います。
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